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PayPayの歴史

ソフトバンク・ヤフーの資金力でQRコード決済を制覇
PayPayの長期業績
2019〜2022

■ 売上収益: 億円※

■単体 | ■連結

■ 売上収益_当期利益率: %※

※連単は売上に同じ
Ref: 有価証券報告書, etc..Get From API
※年毎に科目・連単・会計基準・期間が違う場合あり。参考値
2019 03月
*5
積極投資を継続
371
億円
販管費(FY2018)
2020 03月
*7
積極投資を継続
895
億円
販管費(FY2019)
2020
*8
スマホ決済各社の業界勢力図が激変。LINEとOrigamiが降参

PayPayの100億円キャペーンの開催によって、国内のキャッシュレス決済においてPayPayの利用者数が急激に増加。この結果、QRコード決済の業界趨勢が変化した。

先発のベンチャー企業であったOrigamiは、PayPayの100億円の販促投資の前になすすべなく2020年に実質的に経営破綻した。

メルカリは決済事業でPayPayに対抗するために、シェアサイクルの事業から撤退。メルペイに集中投資を決定して再建を図った。

LINEはLINE Payでの単独対抗を試みるが、販促費によって巨額赤字を計上し続けた。そこで、2020年にヤフージャパン(Zホールディングス)との経営統合を決め、PayPay陣営の軍門に下ることで生き残りを画策した。

このように、PayPayの投資攻勢によって、2019年〜2020年にかけてスマホ決済業界の勢力図が大きく変わるとともに、豊富な資金を投下したPayPayの優勢が確定した。

中山一郎氏(PayPay社長・ヤフージャパン執行役員)
出所 : 2019/8/6日本経済新聞「1000万ユーザー見えたPayPay」
2021 03月
*9
積極投資を継続
1030
億円
販管費(FY2020)
2021 10月
*10
加盟店手数料を有料化
プライシング

収益化のためにPayPayの加盟店向け手数料を「無料から1.60% or 1.98%」に値上げする方針を決定。なお、値上げによる解約影響は加盟店数ベースで0.2%と軽微であった

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Performance
2019〜2021
数百億円の販促投資により競合を圧倒

■ 売上収益: 億円※

■単体 | ■連結

■ 売上収益_当期利益率: %※

※連単は売上に同じ
Ref: 有価証券報告書, etc..Get From API
※年毎に科目・連単・会計基準・期間が違う場合あり。参考値
2022 03月
*11
積極投資を継続
1175
億円
販管費(FY2021)
2022 08月
*12
LINE・YAHOO・PayPayのID統合を計画

アプリ間送客を強化するために、ID統合を計画。金融サービスに顧客を誘導する狙い

2022 10月
*13
ZHD・ソフトバンクがPayPayを連結子会社化
Performance
2022〜2023
加盟店向け手数料の値上げを決定。収益化を目指す

■ この間の売上は不明です※

■単体 | ■連結

■ この間の利益率は不明です※

※連単は売上に同じ
Ref: , etc..Get From API
※年毎に科目・連単・会計基準・期間が違う場合あり。参考値