1985年
アークヒルズ竣工

1985年に森ビルは大規模再開発の第一弾としてアークヒルズを竣工。オフィス、マンション、ホテルが併設した街を作り上げ、かつての不良住宅地区の付加価値向上に大きく寄与した。

決算
森ビルの業績
1985年12月期(連結(グループ))
営業収益
583
億円
1989年
麻布台地区の再開発を主導

森ビルは大規模再開発を継続するために、麻布台地区(最初は我善坊地区)における再開発交渉を開始。以後、2019年頃までの約30年間にわたって地権者との交渉を通じて、住宅密集地域の再開発を目論む。

1993年
森泰吉郎が社長在任中に逝去

森ビルの創業者である森泰吉郎は高齢のために88歳で社長職のまま逝去した。以後、森ビルの経営は森泰吉郎の兄弟に引き継がれる。

決算
森ビルの業績
1993年12月期(連結)
営業収益
1080
億円
当期純利益
63
億円
2001年10月
愛宕グリーンヒルズを竣工
2001年5月
元麻布ヒルズフォレストタワーを竣工
2006年1月
表参道ヒルズを竣工
2008年8月
上海環球金融中心を竣工(中国)
2012年8月
アークヒルズ仙石山森タワーを竣工
2014年5月
虎ノ門ヒルズ(森タワー)を竣工

終戦直後から虎ノ門で計画されていた大規模道路「東京都市計画道路幹線街路環状第2号線」の開発の見通しが立ったことを受けて、行政で道路の上に高層ビルを建設する計画が持ち上がった。この案件を森ビルが獲得し、虎ノ門ヒルズとして開業した。

決算
森ビルの業績
2015年3月期(連結)
営業収益
2557
億円
当期純利益
503
億円
営業CF
1170
億円
投資CF
-1023
億円
財務CF
-218
億円
2020年1月
虎ノ門ヒルズ(ビジネスタワー)を竣工
2022年1月
虎ノ門ヒルズ(レジデンシャルタワー)を竣工
2023年
麻布台地区の再開発完了(予定)。総事業費5800億円

2019年に麻布台地区の権利変換計画が認可され、当該地区が着工できる見通しが立った。2023年に森ビルは麻布台地区の再開発を完了する見込みで、超高層ビルが立ち並ぶ予定である。総事業費5800億円。

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