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大塚家具の歴史

大塚家具の長期業績
1993〜2021

■ 売上高: 億円※

■単体 | ■連結

■ 売上高_当期純利益率: %※

※連単は売上に同じ
Ref: 2020AIM(154), etc..Get From API
※年毎に科目・連単・会計基準・期間が違う場合あり。参考値
1969
*1
大塚家具センターを設立
会社設立

タンス職人であった大塚勝久が独立を果たして大塚家具を埼玉県春日部市にて設立し、大塚家具の歴史が始まる。春日部は家具生産が盛んな土地であり、大塚勝久もタンス職人の家に生まれ育った。ただし、大塚家具は「家具製造」ではなく「卸・小売」を主体とし、優れた家具をコーディネートする部分に価値を置いた。

1969
*2
春日部駅前に店舗開業

家具の小売業に本格参入するため、春日部駅前に店舗を新設した。春日部駅は東武鉄道の主要駅であり、十分な来客が見込める土地柄である。

Performance
1969〜1977
家具産地である埼玉県春日部で創業。家具の格安販売で成長

■ この間の売上は不明です※

■単体 | ■連結

■ この間の利益率は不明です※

※連単は売上に同じ
Ref: , etc..Get From API
※年毎に科目・連単・会計基準・期間が違う場合あり。参考値
1978
*4
東京板橋に出店

発祥の地が埼玉県春日部という関係上、大塚家具は埼玉県内での出店が主軸であったが、1978年には東京板橋に進出して東京進出を果たす。以降、大塚家具は急速に店舗網を拡大する。なお、大塚家具は大店法を避けるために、板橋店はボーリング場跡地を活用するなど、政治規制の範囲内で店舗の大型化を推し進めた。

1978
*5
東京板橋に出店

発祥の地が埼玉県春日部という関係上、大塚家具は埼玉県内での出店が主軸であったが、1978年には東京板橋に進出して東京進出を果たす。以降、大塚家具は急速に店舗網を拡大する。なお、大塚家具は大店法を避けるために、板橋店はボーリング場跡地を活用するなど、政治規制の範囲内で店舗の大型化を推し進めた。

1979
*3
一流デパートより3割安く販売

当時の家具業界では百貨店が主要な小売業として君臨しており、高級品として取り扱われていた。そこで、大塚家具は百貨店を介さずに自ら小売業を手がけることによって「百貨店よりも3割やすく家具を販売する」という方針を掲げることによって消費者の支持を獲得した。なお、大塚勝久は「三越の経営を私にやらせれば売上を倍にしてみせる」(1979/4/9日経ビジネス)と語り、百貨店業界からの顰蹙を買うなど、大塚家具と老舗百貨店の対立構造が鮮明となった。

1979
*6
津田沼店・荻窪を開業

津田沼店は旧長崎屋の店舗跡地を活用(販売面積7000m2の大型店)。荻窪店はマルハニチロ系スーパーの店舗跡地を活用。

1979
*7
本社を東京に移転

東京進出の本格化に備えて、創業の地である埼玉県春日部から東京九段下に移転した。

1980
*8
株式を店頭登録銘柄として登録

1970年代を通じて首都圏の郊外に戸建て住宅が大量に建設されたことで、プレハブに適合した大型家具の需要が急伸し、大塚家具は急成長を遂げた。この結果、株式の店頭公開を果たす。

1981
*9
平塚店を開業

神奈川県に進出。旧小田急オーエックスの跡地を活用

1986
*10
小平店を開業

旧小田急オーエックスの跡地を活用

1989
*11
法人向け会員事業に参入
新規事業

IDCジャパンを設立。オフィス家具に参入

Performance
1978〜1992
東京に本格進出。大店法の規制を回避するためにスーパーの閉鎖店舗を活用

■ この間の売上は不明です※

■単体 | ■連結

■ この間の利益率は不明です※

※連単は売上に同じ
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※年毎に科目・連単・会計基準・期間が違う場合あり。参考値
1993 04月
*12
東京都中央区に日比谷ショールームを新設
1993 10月
*13
全店舗を会員制店舗に転換

固定客を獲得するために会員制に移行。来店時に住所・氏名・電話番号を記入する必要があり会費は0円。メーカーが値崩による安値が公開されることを恐れて、大塚家具は妥協策として会員制を導入した。顧客に対しては専任アドバイザーでの接客を通じてメーカーの小売希望価格から20%〜50%割引することで、高級家具を安く購入できることをアピールした。この結果、1994年までに一人当たりの顧客単価は16万円→40万円へと大幅に向上。バブル崩壊にもかかわらず大塚家具の売上は急拡大した。

1994 07月
*14
神戸ショールームを新設
1996 04月
*15
東京都江東区に有明ショールームを新設
1998 04月
*16
名古屋ショールームを新設
1998 12月
*17
三越と業務提携を締結
1999 11月
*18
幕張ショールームを新設
2000
*19
国内家具の販売高でシェアNo.1

国内シェア1位(販売高1%)を確保。1999年度に家具関連企業が190社倒産する中で、業績を拡大する大塚家具に注目が集まる

Performance
1993〜2000
全店舗を会員制に変更。大型ショールームを積極出店

■ 売上高: 億円※

■単体 | ■連結

■ 売上高_当期純利益率: %※

※連単は売上に同じ
Ref: 2020AIM(154), etc..Get From API
※年毎に科目・連単・会計基準・期間が違う場合あり。参考値
2001 01月
*20
大阪市に梅田ショールームを新設
2001 06月
*21
吉祥寺ショールームを新設
2004 04月
*22
横浜みなとみらいショールームを新設
Performance
2001〜2007
IKEAやニトリとの競争が激化。大塚家具は高級家具の市場を取り切って売上低迷へ

■ 売上高: 億円※

■単体 | ■連結

■ 売上高_当期純利益率: %※

※連単は売上に同じ
Ref: 有価証券報告書, etc..Get From API
※年毎に科目・連単・会計基準・期間が違う場合あり。参考値
2008
*23
最終赤字に転落
業績低迷

2000年代を通じて戸建てにはクローゼットなどの収納が事前に備え付けられる家が一般化し、大塚家具が主戦場としてきた「大型家具」という市場の縮小が決定的となった。加えて家具業界では、東南アジアにおける調達に強みのあるニトリが急成長を遂げ、大塚家具を取り巻く競争環境が悪化。この結果、2008年に大塚家具は最終赤字に転落し、売上も伸び悩みに転じる。

2015
*24
大塚勝久氏が退任。大塚久美子氏が社長就任(お家騒動)

業績が伸び悩む大塚具では、創業者である大塚勝久と、創業者の長女である大塚久美子の間で意見対立が発生。最終的にはお家騒動に発展し、2015年に創業者の大塚勝彦が社長を退任した。お家騒動後の大塚家具も、経営危機を打開できないまま現在に至る。

2019 02月
*25
ヤマダ電機(ヤマダHD)と業務提携
2021 08月
*26
ヤマダ電機(ヤマダHD)が大塚家具を買収
Performance
2008〜2023
戸建て住宅の減少やニトリとの競争が激化。業績低迷を巡り創業家でお家騒動が勃発して泥沼へ

■ 売上高: 億円※

■単体 | ■連結

■ 売上高_当期純利益率: %※

※連単は売上に同じ
Ref: 有価証券報告書, etc..Get From API
※年毎に科目・連単・会計基準・期間が違う場合あり。参考値
16 References.
  • *6 日経ビジネス「大塚家具」, (1991/3/11)
  • *9 日経ビジネス「大塚家具」, (1991/3/11)
  • *10 日経ビジネス「大塚家具」, (1991/3/11)
  • *11 日経ビジネス「大塚家具」, (1991/3/11)
  • *12 有価証券報告書・大塚家具, (FY2006)
  • *13 そめとおり(518), (1994/3)
  • *14 有価証券報告書・大塚家具, (FY2006)
  • *15 有価証券報告書・大塚家具, (FY2006)
  • *16 有価証券報告書・大塚家具, (FY2006)
  • *17 有価証券報告書・大塚家具, (FY2006)
  • *18 有価証券報告書・大塚家具, (FY2006)
  • *20 有価証券報告書・大塚家具, (FY2006)
  • *21 有価証券報告書・大塚家具, (FY2006)
  • *22 有価証券報告書・大塚家具, (FY2006)
  • *25 有価証券報告書・大塚家具, (FY2006)
  • *26 有価証券報告書・大塚家具, (FY2006)