マキタの歴史

Last Updated: | Author: @yusugiura
歴史概要 1915年〜2022年

建築現場向けの電動工具で世界シェアトップクラス。緻密なアフターサービス網により高収益を確保

1915
名古屋市にて牧田電機製作所を個人創業

牧田茂三郎(当時21歳・名古屋の裕福な材木商の子供)が、父の資金援助を受けて経営不振に陥った明治電気を買収。創業当時は、牧田氏と後藤十次郎(当時17歳・のちのマキタ社長)、ベテラン職人、小学校を卒業したばかりの少年の4名で、若者中心のベンチャー企業としてスタートした。創業時の主力製品は、50馬力モーター、変圧器など。当時は電機業界は未発達(なお、パナソニックの創業は1918年)であったため、若者にも参入のチャンスが広がっていた。

1945
戦時疎開のため、本社および工場を愛知県安城市住吉町に移転

1955
後藤十次郎が社長に就任。「商売替え」を宣言

1945年の終戦直後のモータ業界は、松下電器や日立などの大手企業は財閥開発によって事業遂行が困難だったため、マキタのような中小企業が生き残ることができた。だが、1950年頃までに財閥解体が中止されると大手企業がモーターの生産を再開。中小企業のマキタの製品は競争力がなくなることが明白となる。そこで、創業者の牧田氏に請われる形で、創業時からマキタの社員であった後藤十次郎がマキタの社長に就任。1957年に「商売替え」を宣言し、新事業の育成に注力する。

1958
国産初の携帯用電気カンナを発売

当時、建設現場で職人が使用する道具はアナログで、電動工具は普及していなかった。そこで、マキタは建設現場を自動化するために「電気カンナ」を開発。以後、マキタは電動工具への投資を集中し、汎用モータメーカーから電動工具メーカーへと転身する。

1962
名古屋証券取引所第二部に株式上場

1962
アフターサービスに投資

マキタは電動工具のサービスを向上させるために、日本国内の全国に営業拠点を設置。電動工具は修理や消耗品の交換が頻繁に必要なことから、アフターサービスを充実させることでマキタは職人からの支持を獲得する。

1968
東京証券取引所第一部に株式上場

1970
マキタU.S.A Inc.を設立

1971
マキタ・フランスS.A.を設立

1991
商号を「牧田電機」から「マキタ」に変更

1995
電動工具の中国生産を開始

2021
過去最高収益(580億円見込)

日本およびヨーロッパにおける電動工具の販売が順調で、過去最高の純利益(580億円・想定より10%増)となる見込みを発表