住友重機械工業 の歴史

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創業 1888年
母体 住友別子鉱業所
創業地 愛媛県新居浜
創業 1888年、愛媛県新居浜の別子銅山に住友別子鉱業所工作方が置かれた。鉱山を回すた
1888年、愛媛県新居浜の別子銅山に住友別子鉱業所工作方が置かれた。鉱山を回すための機械を自前で作り直す工作部門で、1928年に新居浜製作所、1934年11月に資本金500万円の住友機械製作所として独立し、1940年に住友機械工業へ改めた。1935年には独サイクロ社と提携して減速機へ参入し、これが戦前から戦後へ持ち越せた唯一の先発事業になる。ただし出発点が内製工場だったため外へ売る力は育たず、財閥解体で発注元を失うと、1955年3月期には資本金2.7億円を上回る6.9億円の最終赤字を計上して債務超過の瀬戸際に立った。
決断 規模が要るときは重い設備ごと抱え込み、採算が崩れれば設備も人も手放してきた。減変
規模が要るときは重い設備ごと抱え込み、採算が崩れれば設備も人も手放してきた。減変速機で国内シェア3割強を占めながら三菱重工業石川島播磨重工業に規模で及ばなかった住友機械工業は、1969年6月に造船大手の浦賀重工業を吸収合併し、総合重機の側へ回った。しかしプラザ合意後の造船不況で採算は崩れ、1987年には3カ月で1,700人を減らす希望退職に踏み切った。2008年には変動の小さい領域を求めて欧州の機械メーカー5社を相次いで取得した。そして2024年2月、55年続けた新造船から撤退し、ドックを大型油圧ショベルの生産へ振り替えた。抱えては手放す半世紀を経て、事業は減速機や極低温冷凍機のように客先の装置の中で回る機械へ絞り込まれた。
現況 売上で最大の事業と利益で最大の事業が食い違う事業構造である。2025年12月期の
売上で最大の事業と利益で最大の事業が食い違う事業構造である。2025年12月期の売上高1兆668億円で最大は油圧ショベルのロジスティックス アンド コンストラクションで3,889億円だった。ところが利益では、減速機や極低温冷凍機のメカトロニクスの190億円が同事業の140億円を上回る。イオン注入装置のインダストリアル マシナリーは2,226億円を売って42億円しか残らない。渡部敏朗社長は2026年2月、新日本造機の譲渡と500名の希望退職を公表し、骨太事業を3つプラスアルファへ絞ると表明した。売上ではなく利益で事業を並べ替える段階に入った。
競合 戦う相手は事業ごとに別である。総合重機の側へ回った結果、造船では55年戦ったのち
戦う相手は事業ごとに別である。総合重機の側へ回った結果、造船では55年戦ったのちに降り、油圧ショベルは現在も北米需要の振れに利益を左右されている。一方で優位を保ったのは絞り込んだ領域だった。合併前から国内首位の減速機はメカトロニクスの中核に残り、イオン注入装置は2009年に米アクセリスとの合弁を解消して単独の事業に変えている。
長期業績の推移 1949〜2025年
住友重機械工業:長期業績の推移(売上高・利益率)売上高(億円純利益率(%)
1996年3月期2025年12月期

第1章 1888-1968 (気が向いたら執筆します!) 別子銅山発の産業機械メーカーとしての歩み

第2章 1969-1986 (気が向いたら執筆します!) 住友機械工業と浦賀重工業の合併、追浜造船所と住友建機の設立

第3章 1987-2007 (気が向いたら執筆します!) 造船・製鉄機械の1,700人削減から大規模赤字と年収カット、造船事業の分社

第4章 2008-2026 (気が向いたら執筆します!) Demag Ergotech・Hansen・Invertekの海外買収と新造船事業からの撤退

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歴史年表 1888〜2026年

住友重機械工業の沿革1888〜2026年における主な出来事を抜粋

時代年月社長・CEO出来事重要度
1888〜1968年別子銅山発の産業機械メーカーとしての歩み住友別子鉱業所工作方を設立
住友機械製作所を設立
サイクロ社と提携★★
東京証券取引所に株式上場
経営危機と鮫島社長引責辞任★★
木村音吉名古屋製造所を新設
市川恒雄射出成形機に参入★★
1969〜1986年住友機械工業と浦賀重工業の合併、追浜造船所と住友建機の設立市川恒雄造船大手の取り込みによる重工業メーカーへの転換

1969年6月30日、機械専業だった住友機械工業が造船大手の浦賀重工業を10対5.5の比率で吸収合併し、住友重機械工業が発足した。合併後の資本金は71億6,000万円、従業員は1万人をわずかに超える規模となった。別子銅山の内製工場を出自とする会社が、造船部門を抱える重工業メーカーへ移った合併である。

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★★★
岩崎信彦追浜造船所開設
岩崎信彦愛媛製造所西条工場を新設
西村恒三郎Eaton社と合弁で住友イートンノバを設立★★
合田茂住友建機を設立
1987〜2007年造船・製鉄機械の1,700人削減から大規模赤字と年収カット、造船事業の分社合田茂主力2部門を対象とした1,700人の人員削減と事業規模の縮小

1987年2月、住友重機械工業は造船・製鉄機械など不況部門の35歳以上の社員1,600人を対象に希望退職の募集に踏み切った。1986年12月からの3カ月で、希望退職1,300人、出向などとあわせて1,700人を削減している。中期経営計画から必要な人材を選り分ける基準を作り、対象者一人ひとりに直接その意向を伝えるやり方をとった。

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★★★
日納義郎大規模な赤字
日納義郎1,000名削減・年収15%カットを実施★★
日納義郎造船事業を住友重機械マリンエンジニアリングへ分社
2008〜2026年Demag Ergotech・Hansen・Invertekの海外買収と新造船事業からの撤退中村吉伸欧州機械メーカーを続けて取り込む5社連続取得

住友重機械工業は2008年3月3日のドイツ・デマーグ3社の取得を皮切りに、2011年3月ベルギーのHansen Industrial Transmissions、2017年6月オランダのFW Energie、2018年6月イタリアのLafert、2019年11月英国のInvertek Drivesと、欧州の機械メーカー5社を相次いで取得した。造船・建設機械への依存を下げ、ギヤ・プラスチック機械・エネルギー・電機駆動の各分野で欧州拠点を揃える事業拡張であった。

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★★★
中村吉伸SEN-SHI・アクセリスを完全子会社化
中村吉伸ベルギーHansen Industrial Transmissionsを買収
別川俊介別川俊介氏が社長に就任
別川俊介三菱重工の産業用クレーン事業を譲受
下村真司下村真司氏が社長に就任
下村真司Invertek Drivesを買収
下村真司特別損失約263億円
下村真司新造船事業からの撤退を発表★★
渡部敏朗渡部敏朗氏が社長に就任
渡部敏朗500名規模の希望退職を実施方針★★
出典・参考

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