メタップスの歴史

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2007

イーファクター株式会社を設立(創業者:佐藤航陽氏)

早稲田大学の学生だった佐藤航陽氏は、司法試験の受験を目指していたが、金銭的な理由で受験を諦めて大学を中退。イーファクター株式会社を設立して学生から起業家に転身する。創業当時は、SEO(サーチエンジン最適化)のためのマーケティングが主力事業で、ホームページ制作などを請け負っていた。

2010
9月

TOKUPOをリニューアルオープン

2010年ごろには共同購入クーポンサービスを主力として展開。「3人紹介すると無料になる」メリットを訴求するが、同社の主力事業に育ったかどうかは不明

2011

祖業から撤退してスマホアプリ分析ツールに投資

創業3年目に年商数億円に達していたものの、佐藤航陽氏は世界の実業家と会うことを通じて刺激を受け、グローバルで勝負することを決意。当時急速に普及しつつあったスマートフォンに着目して、スマホアプリのマネタイズを支援するDMP「metaps」のサービス提供を開始した。加えて、祖業であったSEO事業を売却するとともに、社名を主力製品である「メタップス」に変更し、業態転換を試みた。

2014

決済プラットフォームSPIKEのサービス提供開始

商品を販売したい顧客が手軽に決済できるプラットフォーム「SPIKE」をリリース。専門知識がなくても決済が可能になるサービスであり、初期費用や決済手数料を0円(月額100万円まで)に抑えることで、コスト優位の確立を目論んだ。

2015

東証マザーズに株式上場

シンガポールを中心に海外でmetapsの販売を拡大し、売上高を急速に拡大。2015年に東証マザーズへの株式上場を果たす。

2016

佐藤航陽氏がフォーブズ「Under 30 Asia」に選出

決済サービスSPIKEの好調が評価された

2017
1月

佐藤航陽氏が複数新事業への参入を宣言

新事業に注力する方針を表明。「融資と投資の領域における新規事業」「民間宇宙開発への着手」を列挙した

2017
5月

みずほFG等と共同でpringを設立

銀行口座との紐付けが可能なQRコード決済・送金サービスを提供(2021年にGoogleに売却)

2017

暗号資産交換所に新規参入

韓国にて暗号資産交換所「UPSIDE」のサービス展開を開始

2017
11月

佐藤航陽氏が「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」を執筆

幻冬者より出版。2018年10月時点で20万部を突破。この頃から佐藤氏のメディア露出に拍車がかかった

2018

仮想通貨で資金調達

韓国子会社を通じて仮想通貨による資金調達を実施。上場企業としては前例のないIOCとして注目を集めた

2018

IOCの会計処理をめぐり監査法人と調整難航

2019

暗号資産交換所から撤退。中計策定で再建を目指す(頓挫)

暗号資産関連で、2019年12月期に30億円の減損損失を計上。加えて事業構造改革費用59億円を計上し、日本基準で当期純損失61億円(国際基準では28億円の純損失)に転落

2020

創業者の佐藤航陽氏が代表取締役会長を退任

経営再建のためにメタップスの創業者である佐藤航陽氏が代表取締役会長を退任し、代表権のない会長に就任。ただし会長として経営のアドバイザリーに従事

2020
12月

売上高50億円(前年同132億円)。壊滅的減収へ

広告単価の下落により広告事業が行き詰まった

2021
12月

pringの保有株式をGoogleに売却

メタップスが保有するpringの全株式45.3%を売却。譲渡価格時は49.2億円で、メタップスは売却益35億円を計上

2021
12月

顧客のクレカ情報280万件以上が流出

SQLインジェクションにより顧客のクレジットカード情報280万件(クレジットカード番号・有効期限・セキュリティーコードを含む)が流出。クレジットカードの秘匿情報が適切に管理されていなかったことが原因。割賦販売法第35条の17に基づき経済産業省から行政処分(業務改善命令)が下された

2021
12月

セキュリティ対応で21億円を費用計上

特別損失では無く販管費として費用計上した(理由は不明)

2022
3月

佐藤航陽氏が「世界2.0 メタバースの歩き方と創り方」を執筆

2023
2月

MBOによる上場廃止を決定。佐藤航陽氏は保有株式12%を全売却へ

経営陣によるMBOを決定。メタップスの山﨑祐一郎社長(元ドイツ証券出身・2011年メタップス入社)が設立した会社にって、メタップスの株式100%を取得。買付け価格は最大149億円を予定。メタップスの経営陣はTOBに賛同して上場廃止へ

2025 (c) Yutaka Sugiura, Author
売上
メタップス:売上高
■単体 | ■連結 (単位:億円)
59億円
売上高:2022/12
利益
メタップス:売上高_当期純利益率
○単体 | ○連結 (単位:%)
-27%
利益率:2022/12
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