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売上高の長期推移

売上高・売上収益ベース(連結優先)| 単位:億円
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税引後利益の長期推移

税引後利益・当期純利益・当期利益ベース(連結優先)| 単位:億円
2010年10月
株式会社フリークアウトを設立

起業経験が豊富(ヤフーへの売却実績あり)な本田謙氏は、米国で流行していたアドテク(RTB)に着目し、日本で実現するために株式会社フリークウトを設立。バイサイド特化したDSP「FreakOut」のサービス提供を開始した。

2010年
10月
株式会社フリークアウトを設立
2011年
1月
DSP「FreakOut」の提供開始
2012年
5月
スマホ向けサービスの提供開始
決算
フリークアウトの業績
2011年9月期(単体)
売上高
0.66
億円
当期純利益
0.0007
億円
2012年6月
佐藤裕介氏が取締役に就任

ベンチャキャピタル「Anri」のS氏の紹介を経て、佐藤裕介氏がフリークアウトに入社。入社後約1年が経過した2012年6月に同社取締役に就任した。

なお、佐藤氏は一部メディア媒体で「フリークアウト創業」と形容されるが、創業者ではない(創業者は本田氏)ため、これらの記述は事実誤認の可能性が高い。有価証券報告書によれば、フリークアウトの設立は2010年10月であり、佐藤氏の入社月は2011年5月である。

2011年
5月
佐藤裕介氏がフリークアウト入社
2012年
6月
佐藤裕介氏が同社取締役COOに就任
決算
フリークアウトの業績
2012年9月期(連結)
売上高
9.44
億円
当期純利益
0.74
億円
2012年4月
グローバル展開を開始
2012年
4月
ニューヨーク州に現地法人(子会社)を設立
2013年
10月
シンガポールに現地法人(子会社)を設立
2014年
10月
タイに現地法人(子会社)を設立
2015年
11月
インドネシアに現地法人(子会社)を設立
2016年
7月
台湾に現地法人(子会社)を設立
2013年6月
インティメート・マージャーを合弁設立(DMP参入)

フリークアウト(代表:本田氏)とPreferred Infrastructure(代表:西川徹氏)の折半出資により、株式会社インティメート・マージャーを設立。機械学習を応用してDMPへ参入した

2013年
6月
インティメート・マージャーを合弁設立
2015年
3月
GoogleのDSPサービスと連携
2019年
10月
東証マザーズに株式上場
2021年
9月
フリークアウトが同社株式を一部売却
売却益 6.5 億円
決算
フリークアウトの業績
2013年9月期(連結)
売上高
22
億円
当期純利益
0.86
億円
2014年1月
第三者割当増資による調達を本格化
2011年
2月
第三者割当増資
0.1 億円
2011年
4月
第三者割当増資
0.04 億円
2014年
2月
第三者割当増資
3.5 億円
2014年
3月
第三者割当増資
4.9 億円
2014年1月
「六本木ヒルズクロスポイント」に本社移転
2014年6月
東証マザーズに株式上場
2017年1月
商号をフリークアウトホールディングスに変更

広告事業以外への新規事業や、企業買収の本格展開を見据え、持ち株会社制に移行

2017年
1月
adGeekを買収(台湾)
取得原価 9.5 億円
2018年
1月
Playwireを買収(北米)
取得原価 23.7 億円
2019年
1月
The Studio by CtrlShift Pteを買収(シンガポール)
取得原価 4.2 億円
決算
フリークアウトの業績
2017年9月期(連結)
売上高
120
億円
当期純利益
8.42
億円
2018年1月
株式会社カンムと業務資本提携を締結

金融の新規事業を推進するために、株式会社カンム(2011年設立)との業務提携を決定。カンムの主力事業はVISAブランドの「バーチャルカード」だったが、フリークアウトとしては仮想通貨への参入の足掛かりにする狙いがあった。

なお、フリークアウトは創業期にカンムとと同じシェアオフィス(他にコイニー(STORES)などとも同居)しており、近しい関係にあった。

2011年
1月
株式会社カンムを設立(代表:八巻渉氏)
2016年
VISA「バンドルカード」をリリース
2018年
バンドルカードのDL数37万件
決算
フリークアウトの業績
2018年9月期(連結)
売上高
147
億円
当期純利益
0.25
億円
2019年1月
第三者割当増資で伊藤忠から調達
2019年5月
買収先4社で減損計上。最終赤字に転落

海外買収企業を中心に4社で「のれん・顧客関連資産」で合計11.6億円の減損損失の計上を発表。また、買収による人件費の負担上昇(海外中心)により売上原価率が上昇。この結果、フリークアウトは35億円の最終赤字に転落した。

決算
フリークアウトの業績
2019年9月期(連結)
売上高
217
億円
当期純利益
-35.4
億円
2021年9月
中期経営計画を策定

2018年に買収したPlaywireでの事業展開を軸に、北米市場に注力する方針を発表。この結果、北米では事業を伸ばしたが、日本国内および一部の海外(adGeek)では苦戦が続く

決算
フリークアウトの業績
2021年9月期(連結)
売上高
294
億円
当期純利益
5.8
億円
2023年3月
投資有価証券(カンム)の売却決定

フリークアウトが保有する株式会社カンムの株式(24.7%)を全て売却することを決定。譲渡先は三菱UFJ銀行で、売却総額は142億円となった。売却によってフリークアウトは売却益108億円(税引後106億円)を計上

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