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シグマクシスの歴史

PwC出身者により設立されたITコンサル企業。イオンやJALなど大企業からの継続受注が収益源

主な資金調達

○資本または借入による調達実績
2008年5月
三菱商事とRHJ Internationalが合弁設立
25億円
有償第三者割当増資
2013年12月
東証マザーズに株式上場
12.4億円
有償一般募集・有償第三者割当増資
2021年10月
伊藤忠と業務資本提携を締結
35.56億円

主な投資決議

○支出を伴う重要な意思決定
2014年10月
株式会社SXAを買収
0.015億円
SXAの株式取得
2019年2月
モンスターラボに出資
1.5億円

主な大口顧客

○売上10%超を依存する顧客
2013年3月
三菱商事との取引開示
13.12億円
三菱商事への販売高
2013年3月
イオンクレジットサービスとの取引開示
12.25億円
イオンクレジットサービスへの販売高
2014年3月
日本航空の基幹システム刷新PJに常駐支援
69.94億円
日本航空への販売高(5年累計)
シグマクシスの長期業績
2009〜2022

■ 売上高: 億円※

■単体 | ■連結

■ 売上高_当期純利益率: %※

※連単は売上に同じ
Ref: 有価証券報告書, etc..Get From API
※年毎に科目・連単・会計基準・期間が違う場合あり。参考値
2010 05月
*2
賃金決済法対応サービスを提供
2011 07月
*3
日本オラクルと不正検知ソリューションを共同開発
リスク

金融機関向けの不正検知サービス(オンライン取引のリアルタイム検知)を強化。2011年時点で「金融犯罪対策チーム」を発足して20名で対応。

2013 03月
*4
三菱商事との取引開示
13.12
億円
三菱商事への販売高
2013 03月
*5
イオンクレジットサービスとの取引開示
12.25
億円
イオンクレジットサービスへの販売高

有価証券報告書において、販売高の10%以上を占める相手先としてイオンクレジットサービスを開示。クレジットカードの不正検知など、システム周りの開発のコンサルティング業務を請け負っていたと推定される

2013 09月
*6
大株主の異動(RHJ撤退)
事業失敗

IIJ(インターネットイニシアティブ)とTISがシグマクシスに資本参加した。この時、シグマクシスは増資を行っていないため、大株主による株式の異動が発生したと思われる。2012年にRHJ Internationalが日本事業から撤退したタイミングであり、大株主が移動したと推察される。

2013 12月
*7
東証マザーズに株式上場
株式上場
12.4
億円
有償一般募集・有償第三者割当増資
Performance
2008〜2013

■ 売上高: 億円※

■単体 | ■連結

■ 売上高_当期純利益率: %※

※連単は売上に同じ
Ref: 有価証券報告書, etc..Get From API
※年毎に科目・連単・会計基準・期間が違う場合あり。参考値
2014 10月
*8
株式会社SXAを買収
0.015
億円
SXAの株式取得

旧T-Modelインベストメントを買収。商号を株式会社SXAに変更し、M&A関連業務(アドバイザリー、DD、PMIを一気通貫)に新規参入した。

2014 10月
*9
PlanDoSeeSystemに出資

ホテル業界に特化したクラウド業務システム構築のため、Plan Do Seeのシステム子会社における49%の株式を取得

2014 03月
*12
日本航空の基幹システム刷新PJに常駐支援
69.94
億円
日本航空への販売高(5年累計)

2014年から2017年にかけて、シグマクシスは日本航空向けの基幹システムの刷新「SAKURAプロジェクト」にコンサルティング会社として参画(常駐支援)した。旅客系基幹システムの全面刷新プロジェクト(総費用800億円)であった。

3年間の構築期間を経て2017年11月に稼働。基幹システム稼動後もシグマクシスはJALから定期的な受注(内容非開示)を受けており、2010年代を通じて最大の取引先となった。

FY2015 日本航空向け販売高 10.84億円

FY2016 日本航空向け販売高 13.89億円

FY2017 日本航空向け販売高 13.72億円

FY2018 日本航空向け販売高 14.29億円

FY2019 日本航空向け販売高 17.20億円

2015 03月
*10
最終赤字に転落
業績低迷

非稼動人員の増加により最終赤字に転落

2016 01月
*11
ローソンデジタルイノベーションに出資

ローソンのIT子会社「株式会社ローソンデジタルイノベーション」の設立にあたって、同社に34%出資(残り66%はローソンが出資)。ローソンにおける次世代システムの構築支援を行うことを公表した。

その後、2020年にシグマクシスは同社の株式をローソンに譲渡(FY2020売却益1.4億円)し合弁会社から撤退した。

Performance
2014〜2017

■ 売上高: 億円※

■単体 | ■連結

■ 売上高_当期純利益率: %※

※連単は売上に同じ
Ref: 有価証券報告書, etc..Get From API
※年毎に科目・連単・会計基準・期間が違う場合あり。参考値
2018 06月
*13
三菱商事が保有株式を完全売却
2018 06月
*14
富村隆一氏が代表取締役CEOに就任
2019 02月
*15
モンスターラボに出資
1.5
億円

ITシステムの受託開発会社であるモンスターラボに出資。同社は発展途上国に開発拠点を展開して、日本企業向けにSIerとしてサービスを提供。創業者はPwC出身の鮄川宏樹氏である。

その後、モンスターラボは2023年3月に東証マザーズへの上場を公表。上場直前のモンスターラボの株式保有比率は0.64%(2023/5/9時点の時価総額は約370億円)であり、含み益を確保したと推察される。

2021 10月
*16
伊藤忠と業務資本提携を締結
35.56
億円

伊藤忠傘下のIT企業(伊藤忠テクノソリューションズ、ベルシステム24)との連携を深めるために業務資本提携を締結。

2021 10月
*17
シグマクシスHDに商号変更
商号変更

伊藤忠の資本参加とともに、シグマクシスは経営体制をホールディングス(持ち株)に移行。戦略面では大手企業をクライアントとして重視する方針を打ち出し、アクセンチュアなどの先発企業を追随した

2023 01月
*18
SXAの株式を売却(MBO)

2021年以降のシグマクシスはHD化によって、大企業のクライアントを重視する一方、SXAは中小企業向けがクライアントであり戦略に相違が生じた。そこで、SXAの経営陣はMBOによる株式買取を決定。シグマクシスはSXAの株式売却を決定し、M&A分野から撤退した。譲渡額は非開示

Performance
2018〜2023

■ 売上高: 億円※

■単体 | ■連結

■ 売上高_当期純利益率: %※

※連単は売上に同じ
Ref: 有価証券報告書, etc..Get From API
※年毎に科目・連単・会計基準・期間が違う場合あり。参考値