2010年1月に新日本石油と新日鉱HDが経営統合してJXホールディングスを発足した。経営統合の目的は、過剰生産が顕在化していた石油精製について生産能力の縮小を行うためであった。統合によるコスト削減効果は、約600億円/年とされた。
株式移転の比率は、新日本石油1.07に対して新日鉱HD1.00であり、実質的にほぼ対等合併となった。
JXホールディングスは発足時において、代表取締役会長に西尾進路氏(元新日本石油・社長)、代表取締役社長に高萩光紀氏(元新日鉱HD・社長)がそれぞれ就任。会長および社長の代表2名体制で、統合後の経営に従事した。