信越化学工業の歴史

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沿革

1926年に越寿三郎氏と野口遵氏が提携して設立した信越窒素肥料が起源。

1953年に米ゼネラル・エレクトリック社と提携して日本初のシリコーン事業化を果たし、テキサスのシンテックは2001年に世界最大の塩ビメーカーとなった。電子材料と塩ビを両輪とし、営業利益率は24.7%を保つ。

1926年 1940年/1945年 1949年 1967年 1976年/1979年 1999年/2003年 2024年 2026年 信越窒素肥料 1926年余剰電力で設立 信越化学工業 1940年社名変更 大同化学工業 1945年吸収合併 株式上場 1949年上場 信越化学工業 1967年石油化学を統合 信越石油化学工業 1967年吸収合併 シンテック 1976年完全子会社化 信越半導体 1979年合弁を解消 決断 塩ビ合弁事業 1999年買収 SE Tylose 2003年買収・セルロース 三益半導体工業 2024年完全子会社化
信越化学工業
歴代社長と長期業績(敬称略)
2026年3月期
連結
売上高
25,740億円
売上高純利益率
18.4%
出所:有価証券報告書
小坂小林小田切金川森斉藤
売上高38億円売上高196億円売上高837億円売上高5,751億円売上高11,279億円売上高12,798億円売上高25,740億円純利益率3.2%純利益率1.6%純利益率6.6%純利益率10.2%純利益率11.6%純利益率18.4%1952/31956/31961/31966/31971/31976/31981/31986/31991/31996/32001/32006/32011/32016/32021/32026/3
  1. 余剰電力を化学工業に転換、信越窒素肥料を設立
  2. 直江津工場で石灰窒素の製造を開始[1]
  3. 磯部工場を新設、金属マンガンの製造を開始[2]
  4. 社名を信越化学工業に変更商号変更
  5. 大同化学工業を吸収合併し武生工場を取得[2]
  6. 東京証券取引所に株式上場[2]
  7. デミング賞を受賞[3]
  8. GEとの提携でシリコーン事業化祖業・主力事業の転換
  9. 直江津工場で塩化ビニルの製造を開始
  10. 直江津工場で天然ガス塩素化製品の製造を開始[2]
  11. ポルトガルにシレス社を設立[3]
  12. 磯部工場で高純度シリコン「スーパー・シリコン」の製造を開始[4]
  13. 信越ポリマーを設立[2]
  14. 直江津工場でセルロース誘導体(メトローズ)の製造を開始[2]
  15. 信越半導体を設立[2]
  16. 信越石油化学工業を吸収合併[2]
  17. 信越酢酸ビニル(現日本酢ビ・ポバール)を設立[2]
  18. 鹿島工場を建設、エチレン法による塩化ビニルの製造を開始[2]
  19. 本社を千代田区大手町の朝日東海ビルへ移転[3]
第1章石灰窒素の過当競争から小坂家再建への危機転換
売上高当期純利益率
  • 売上高
  • 当期純利益率
信越化学工業1972年5月期売上高438.53億円売上高当期純利益率2.7%
  1. 信越半導体がS.E.H.マレーシア社を設立[3]
  2. 武生工場で希土類磁石の製造を開始[2]
  3. テキサスに塩ビ製造子会社シンテックを設立[2]
  4. 直江津塩ビ工場で事故が発生[5]
  5. 小田切新太郎氏が社長に就任社長交代
  6. 緊急対策会議を設置し設備投資の全面凍結を決定[5]
  7. 1975年5月期が戦後最悪の決算に[6]
  8. 工務部門を分離して信越エンジニアリングを設立[2]
  9. シンテックの完全子会社化垂直統合・内製化
  10. 金川千尋氏がシンテック社長に就任[7]社長交代
  11. ダウコーニングとの合弁設立[4]資本提携・政策保有
  12. 信越半導体がシンエツハンドウタイアメリカを米国に設立[2]
  13. 直江津工場で合成石英製ICフォトマスク用基板の製造を開始[2]
  14. 小坂雄太郎氏が社長に就任[8]社長交代
  15. 磯部工場で光ファイバー用プリフォームの製造を開始[2]
  16. 信越ポリマーが東京証券取引所に株式を上場[2]上場
  17. 信越半導体の白河工場が完成[3]
  18. 信越半導体がシンエツハンドウタイヨーロッパを英国に設立[2]
  19. シンエツシリコーンズ・オブ・アメリカ社を設立[3]
  20. シンエツシリコーンズ・ヨーロッパ社をオランダに設立[3]
第2章シンテック全株取得から60%のファイン化率へ
売上高経常利益率
  • 売上高
  • 経常利益率
信越化学工業1984年5月期売上高2,061億円売上高経常利益率7.3%
安定成長期

1990年〜金川千尋の社長就任とシンテックの年産200万トン突破

  1. シンテック、年産90万トンで米国内塩ビメーカー首位に
  2. シンテック方式の全社展開[7]低価格・コストリーダーシップ
  3. 「フル生産、全量販売」を全社方針に設定[7]
  4. 直江津工場でフォトレジスト製品の製造を開始[2]
  5. 松井田工場と磯部工場を統轄する群馬事業所を新設[2]
  6. 信越半導体がS.E.H.シャーラム社をマレーシアに設立[3]
  7. シンエツ・エレクトロニクス・マレーシア社を設立[3]
  8. 信越半導体が台湾信越半導体を台湾に設立[2]
  9. 豪州の金属珪素製造会社シムコアオペレーションズを買収[9]買収
  10. 塩ビ合弁事業を買収[2]買収
  11. シンテック アディス工場の第一期工事が完成[3]
  12. 信越金属工業を吸収合併[2]
  13. シンテック、年産200万トン突破で世界最大の塩ビメーカーに[7]
  14. アジアシリコーンズモノマー・シンエツシリコーンズタイランドを設立[2]
  15. 浙江信越精細化工有限公司を設立[3]
  16. Clariant AGからセルロース事業(SE Tylose)を買収[2]買収
  17. CSR推進委員会(現サステナビリティ委員会)を設置[3]
  18. 直江津工場でマスクブランクス製造を開始[2]
  19. 凸版印刷と最先端フォトマスクブランクスを共同開発[3]
  20. シンテック プラケマイン第1工場の第一期工事が完了[3]
売上高当期純利益率
  • 売上高
  • 売上原価
  • 販管費
  • 営業利益
  • 当期純利益率
信越化学工業2009年3月期売上高12,008億円売上高当期純利益率12.9%

2010年〜森俊三の社長就任と金川千尋の会長就任

  1. 国連グローバル・コンパクトに参加[3]
  2. シンテック プラケマイン第1工場の第二期工事が完了[3]
  3. 金川千尋氏が会長に就任
  4. 森俊三氏が社長に就任社長交代
  5. シンテック プラケマイン第2工場が完成[3]
  6. 直江津工場に次亜塩素酸ソーダ製造設備を新設[3]
  7. 高輝度LED用に高屈折率の封止材と実装基板を開発[3]
  8. シンエツシリコーンズタイランドがアジアシリコーンズモノマーを完全子会社化[2]買収
  9. シンテックが米国で「大統領“E”賞」を受賞[3]
売上高営業利益率
  • 売上高
  • 売上原価
  • 販管費
  • 営業利益
  • 営業利益率
信越化学工業2015年3月期売上高12,555億円売上高営業利益率14.8%
安定成長期

2016年〜斉藤恭彦の社長就任とプラケマイン新工場の稼働

  1. シリコーン電子材料技術研究所の新研究棟が完成[3]
  2. 越前市の池ノ上分工場内にフォトマスクブランクスの工場が完成[3]
  3. 米国でヒドロキシエチルセルロースの新工場が操業を開始[3]
  4. 斉藤恭彦氏が社長就任トップ交代・承継
  5. シンテック プラケマインでの一貫工場の新設を発表[3]
  6. TCFDの提言への支持を表明[3]
  7. 信越化学グループ人権方針を策定[3]
  8. 窒化ガリウム基板および関連製品の開発を本格化[3]
  9. マイクロLEDディスプレイ製造用材料を上市[3]
  10. 岩塩から塩ビまでの完全一貫生産体制を構築
  11. 執行役員制度を導入[3]
  12. 本社を千代田区丸の内の永楽ビルディングへ移転[3]
  13. 群馬事業所のシリコーン事業でカーボンニュートラルに貢献する設備投資を発表[3]
  14. 売上高が初の2兆円台に[3]
  15. 経常利益が初の1兆円台に[3]
  16. 金川千尋未来科学財団を設立[3]
  17. 金川千尋会長が逝去
  18. シンテック、プラケマイン新工場稼働で年産能力364万トンに
  19. 群馬県伊勢崎市に半導体露光材料の工場建設を発表[3]
  20. 三益半導体工業を完全子会社化[2]買収
売上高営業利益率
  • 売上高
  • 売上原価
  • 販管費
  • 営業利益
  • 営業利益率
信越化学工業2026年3月期売上高25,740億円売上高営業利益率24.7%
出典・参考 9件
出典・参考
  • [1]信越化学工業社史第1編第1章「信越窒素肥料の発足と生産開始」(1992年)
  • [2]有価証券報告書(2025年6月20日)
  • [3]信越化学工業 公式サイト「沿革」(2026年10月)
  • [4]経済春秋社『企業の歴史(明治百年)』(経済春秋社)(1968年)
  • [5]信越化学工業社史第4編第1章「資源情勢の急変で"再構築"を急ぐ」(1992年)
  • [6]証券アナリストジャーナル 第14巻第11号「信越化学工業 技術の向上による可能性の追求」(1976年)
  • [7]日経ビジネス「信越化学工業 優良米子会社フル操業 合理化で塩ビ世界一に」(1992年12月7日)
  • [8]信越化学工業社史第5編第1章「グローバル企業への成長を目指して」(1992年)
  • [9]有価証券報告書 第141期(2018年6月29日)

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