2022/3 売上高20,744億円
2022/3 営業利益5,001億円
2022/3 従業員-
創業1926年
創業地長野県長野市
創業者越寿三郎・野口遵

1926年設立。信濃電気と日本窒素肥料の共同出資により、長野県の余剰電力を石灰窒素に転換する化学事業として発足した。昭和恐慌で操業休止に追い込まれた後、小坂家の経営のもとで再建を果たし、シリコーン・塩化ビニル・半導体シリコンへと事業を転換。1973年に米テキサスに設立した塩ビ子会社シンテックを、金川千尋の「フル生産、全量販売」方針のもとで50年かけて世界最大の塩ビメーカーに育て、営業利益率30%超の高収益体制を築いた。

売上高分解(原価・販管・営利)億円
営業利益販管費売上原価
売上高利益率(粗利・営利など)%
営業利益率粗利率経常利益率純利益率
自己資本比率・現預金残高
自己資本比率現預金残高

歴史概略

第1期: 肥料からの脱却と素材メーカーへの転換(1926〜1972)

余剰電力から生まれた化学会社

1926年9月、信濃電気の越寿三郎と日本窒素肥料の野口遵が提携し、信越窒素肥料株式会社を資本金500万円で設立した。信濃電気が余剰電力、日本窒素が石灰窒素の製造技術を出資する形態であった。新潟県直江津の日本石油精油工場跡地に工場を建設し、1927年10月にカーバイド、石灰窒素、黒鉛電極の製造を開始した。しかし石灰窒素業界は過当競争に陥り、農村の米価暴落で需要が急減。1931年には操業休止に至った。

窮境の中、越寿三郎から株式を引き取った小坂順造が1931年に社長に就任し、社是「衆心維城」を掲げて再建に着手した。資本の一本化を断行し、経営を安定させた。1940年には金属マグネシウムやメタリックシリコンなど肥料以外の製品が増えたことを反映し、社名を信越化学工業に変更した。

信越化学(ポケット社史)- ダイヤモンド社 1966年信越化学工業 統合報告書 2025

シリコーン参入と事業構造の多角化

1953年1月、信越化学は米ゼネラル・エレクトリック社とシリコーン製造の技術契約を締結し、日本初のシリコーン量産を開始した。副社長の小坂徳三郎は「シリコーン事業を矮小な盆栽にしてはならない。堂々たる大木に育てる」と宣言し、肥料メーカーからの構造転換を主導した。社報創刊号には従業員から「肥料屋の名称はいつまでも抜けないだろう」との投書が掲載されており、経営層と現場が同じ危機感を共有していた。

1957年には国内13番目の最後発で塩化ビニル事業に参入し、独自のノンスケール重合技術を開発した。1960年にはシリコーン工場の副産物から半導体用高純度シリコン「スーパー・シリコン」の製造を開始。1967年にはダウコーニング社との合弁で信越半導体を設立した。肥料からシリコーン、塩ビ、半導体シリコンへと技術の隣接領域を連鎖的に展開する成長パターンがこの時期に確立された。

信越化学(ポケット社史)- ダイヤモンド社 1966年「製品」で見る信越化学の歩み - 信越化学工業

第2期: シンテック設立と海外展開(1973〜1989)

テキサスの塩ビ合弁と完全子会社化

1973年7月、信越化学は米国の塩ビパイプメーカー、ロビンテック社との折半出資でシンテック社をテキサス州ヒューストンに設立した。三井物産出身の金川千尋が企画立案を主導し、テキサスの安い岩塩と天然ガスという原料コスト優位に着目した。1974年10月にフリーポート工場が年産10万トンで操業を開始したが、米国塩ビ業界21社中13位からの出発であった。

1976年、合弁パートナーのロビンテックが経営不振に陥ると、社長の小田切新太郎は取締役会の多数の反対を押し切ってロビンテックの全株式を取得し、シンテックを100%子会社化した。小田切は合弁契約に優先交渉権条項を埋め込んでおり、この法務的な設計が買収を可能にした。1978年に金川がシンテック社長に就任し、「フル生産、全量販売」の方針のもと自律的な経営を開始した。

米国シンテック社の成長の軌跡 - 信越化学工業日経ビジネス 1992年8月17日号 pp.64-67

小田切新太郎と二つの子会社化

小田切は信越半導体についても同様の手法を適用した。1967年にダウコーニング社との合弁で設立された信越半導体は、1979年にダウコーニングが合弁解消を申し入れた際、優先交渉権を行使して100%子会社化された。シンテックと信越半導体という二大収益源の完全子会社化により、利益の全額がグループに帰属し、投資判断を自社の一存で下せる体制が整った。

合弁時代は設備増強のたびにパートナーの同意が必要であったが、完全子会社化後は金川の判断一つで投資を決定できるようになった。不況時にも減産せず増産投資を続けるという「フル生産、全量販売」の方針は、この経営の自由度があってこそ実行可能であった。小田切は創業家と金川をつなぐ橋渡し役として、信越化学の転換期を設計した人物と位置づけられる。

米国シンテック社の成長の軌跡 - 信越化学工業日経ビジネス 1991年12月2日号 pp.38-43

第3期: 金川時代と高収益体制の確立(1990〜現在)

「フル生産、全量販売」の全社展開

1990年8月、金川千尋が信越化学工業の社長に就任した。三井物産出身の中途入社組であり、12年間にわたって米国でシンテックを経営してきた異色の経歴であった。金川は座右の銘を「常在戦場」とし、シンテックで実証済みの「フル生産、全量販売」を塩ビだけでなく半導体シリコン、シリコーンなど全事業に適用した。景気後退期にも減産せず高稼働率を維持し、競合が縮小する局面でシェアを拡大するサイクルを繰り返した。

金川体制のもと、1994年3月期から15期連続増益を達成。連結売上高は就任時の約3倍に拡大し、営業利益率は30%を超えた。株式時価総額は約22倍に増大し、「失われた30年」において全上場企業の経営者中で時価総額の伸びが首位と評価された。シンテックは1990年に米国内トップ、2001年に世界最大の塩ビメーカーとなった。

「失われた30年」に輝いた経営者たち 首位・信越化学金川氏 - 日経ビジネス「数字」で見る信越化学 - 信越化学工業

垂直統合の完成と金川以後

シンテックは段階的に原料の内製化を進めた。2008年にルイジアナ州プラケマインで塩の電気分解から塩ビモノマーまでの一貫生産を開始し、2020年にはエチレンプラントを稼働させて天然ガスからの完全一貫生産体制を構築した。岩塩と天然ガスという「地の利」を最大限に活かし、原料コストを外部市況から遮断することで、2023年3月期には連結営業利益率35.5%を記録した。

2023年1月、金川千尋は96歳で逝去した。1978年のシンテック社長就任から45年間にわたり経営を主導した。2024年にはプラケマイン新工場が稼働して年産能力が364万トンに到達し、同年11月には三益半導体工業を約680億円で完全子会社化して半導体シリコンの垂直統合をさらに強化した。金川が50年かけて構築した「フル生産、全量販売」と無借金経営の仕組みは、後継の経営陣にも引き継がれている。

信越化学、50年磨き続ける塩ビ 営業利益率アップル超え - 日本経済新聞信越化学、三益半導体工業を完全子会社に 総額680億円 - EE Times Japan

沿革

5業界の歴史に残る4事業構造の転機3業績に大きな影響2重要な節目1通常の記録
沿革一覧
重要
余剰電力を化学工業に転換、信越窒素肥料を設立
電力余剰という「課題」を化学工業に転換した創業設計
重要alliance
「肥料屋」からの脱却、日本初のシリコーン事業化
従業員の投書と副社長の談話が同時に掲載された1953年の社報
重要alliance
米国テキサスに塩ビ製造子会社シンテックを設立
「13位からの出発」が50年後に世界首位となった非線形の成長曲線
重要acquisition
取締役会の反対を押し切り、シンテックを完全子会社化
「取締役会の反対を押し切る」という経営判断の構造
重要
金川千尋が社長就任、「フル生産、全量販売」を全社方針に
「失われた30年」で最も輝いた経営者が示した、汎用品市場での勝ち方
重要
岩塩から塩ビまでの完全一貫生産体制を構築
50年かけて完成した垂直統合の「最後のピース」
6

取締役人事

斉藤恭彦
FY15
FY16
FY17
FY18
FY19
FY20
FY21
FY22
FY23
FY24
斉藤恭彦
社長
社長
社長
社長
社長
社長
社長
社長
社長
社長
笠原俊幸
取締役
取締役
取締役
社長
社長
金川千尋
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
秋谷文男
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
石原俊信
専務
専務
専務
専務
上野進
専務
専務
専務
専務
専務
専務
専務
専務
専務
専務
髙杉晃司
常務
轟正彦
常務
専務
専務
専務
専務
専務
専務
専務
専務
専務
秋本俊哉
常務
常務
常務
常務
常務
荒井文男
常務
常務
常務
常務
常務
松井幸博
常務
常務
常務
常務
常務
宮島正紀
常務
常務
常務
常務
常務
森俊三
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
フランク・ピーター・ポポフ
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
宮﨑毅
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
福井俊彦
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
小宮山宏
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
小根澤英徳
取締役
取締役
取締役
監査
監査
監査
監査
監査
監査
監査
丸山和政
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
池上健司
取締役
取締役
取締役
常務
常務
塩原利夫
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
髙橋義光
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
安岡快
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
岡田理
監査
監査
監査
岡本博明
監査
監査
監査
監査
監査
監査
監査
福井琢
監査
監査
監査
監査
監査
小坂義人
監査
監査
監査
監査
監査
監査
監査
監査
監査
監査
永野紀吉
監査
監査
監査
監査
監査
監査
監査
中村邦晴
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
加々美光子
監査
監査
監査
監査
監査
マイケル・マクギャリー
取締役
取締役
取締役
取締役
長谷川眞理子
取締役
取締役
取締役
金子裕子
監査
監査
監査
日比野隆司
取締役
社長常務以上取締役監査・社外社長交代
FY24斉藤恭彦
社長 斉藤恭彦取締役 秋谷文男専務 上野進専務 轟正彦取締役 小宮山宏監査 小根澤英徳監査 小坂義人取締役 中村邦晴監査 加々美光子取締役 マイケル・マクギャリー取締役 長谷川眞理子監査 金子裕子取締役 日比野隆司
FY23斉藤恭彦
社長 斉藤恭彦取締役 秋谷文男専務 上野進専務 轟正彦取締役 福井俊彦取締役 小宮山宏監査 小根澤英徳監査 小坂義人取締役 中村邦晴監査 加々美光子取締役 マイケル・マクギャリー取締役 長谷川眞理子監査 金子裕子
FY22斉藤恭彦
社長 斉藤恭彦取締役 秋谷文男専務 上野進専務 轟正彦取締役 福井俊彦取締役 小宮山宏監査 小根澤英徳監査 小坂義人取締役 中村邦晴監査 加々美光子取締役 マイケル・マクギャリー取締役 長谷川眞理子監査 金子裕子
FY21斉藤恭彦
社長 斉藤恭彦取締役 金川千尋取締役 秋谷文男専務 上野進専務 轟正彦取締役 森俊三取締役 宮﨑毅取締役 福井俊彦取締役 小宮山宏監査 小根澤英徳監査 岡本博明監査 小坂義人監査 永野紀吉取締役 中村邦晴監査 加々美光子取締役 マイケル・マクギャリー
FY20斉藤恭彦
社長 斉藤恭彦取締役 金川千尋取締役 秋谷文男専務 上野進専務 轟正彦取締役 森俊三取締役 フランク・ピーター・ポポフ取締役 宮﨑毅取締役 福井俊彦取締役 小宮山宏監査 小根澤英徳監査 岡本博明監査 小坂義人監査 永野紀吉取締役 中村邦晴監査 加々美光子
FY19斉藤恭彦
社長 斉藤恭彦社長 笠原俊幸取締役 金川千尋取締役 秋谷文男専務 上野進専務 轟正彦常務 秋本俊哉常務 荒井文男常務 松井幸博常務 宮島正紀取締役 森俊三取締役 フランク・ピーター・ポポフ取締役 宮﨑毅取締役 福井俊彦取締役 小宮山宏監査 小根澤英徳取締役 丸山和政常務 池上健司取締役 塩原利夫取締役 髙橋義光取締役 安岡快監査 岡本博明監査 福井琢監査 小坂義人監査 永野紀吉取締役 中村邦晴
FY18斉藤恭彦
社長 斉藤恭彦社長 笠原俊幸取締役 金川千尋取締役 秋谷文男専務 石原俊信専務 上野進専務 轟正彦常務 秋本俊哉常務 荒井文男常務 松井幸博常務 宮島正紀取締役 森俊三取締役 フランク・ピーター・ポポフ取締役 宮﨑毅取締役 福井俊彦取締役 小宮山宏監査 小根澤英徳取締役 丸山和政常務 池上健司取締役 塩原利夫取締役 髙橋義光取締役 安岡快監査 岡本博明監査 福井琢監査 小坂義人監査 永野紀吉
FY17斉藤恭彦
社長 斉藤恭彦取締役 笠原俊幸取締役 金川千尋取締役 秋谷文男専務 石原俊信専務 上野進専務 轟正彦常務 秋本俊哉常務 荒井文男常務 松井幸博常務 宮島正紀取締役 森俊三取締役 フランク・ピーター・ポポフ取締役 宮﨑毅取締役 福井俊彦取締役 小宮山宏取締役 小根澤英徳取締役 丸山和政取締役 池上健司取締役 塩原利夫取締役 髙橋義光取締役 安岡快監査 岡田理監査 岡本博明監査 福井琢監査 小坂義人監査 永野紀吉
FY16斉藤恭彦
社長 斉藤恭彦取締役 笠原俊幸取締役 金川千尋取締役 秋谷文男専務 石原俊信専務 上野進専務 轟正彦常務 秋本俊哉常務 荒井文男常務 松井幸博常務 宮島正紀取締役 森俊三取締役 フランク・ピーター・ポポフ取締役 宮﨑毅取締役 福井俊彦取締役 小宮山宏取締役 小根澤英徳取締役 丸山和政取締役 池上健司取締役 塩原利夫取締役 髙橋義光取締役 安岡快監査 岡田理監査 岡本博明監査 福井琢監査 小坂義人監査 永野紀吉
FY15斉藤恭彦
社長 斉藤恭彦取締役 笠原俊幸取締役 金川千尋取締役 秋谷文男専務 石原俊信専務 上野進常務 髙杉晃司常務 轟正彦常務 秋本俊哉常務 荒井文男常務 松井幸博常務 宮島正紀取締役 森俊三取締役 フランク・ピーター・ポポフ取締役 宮﨑毅取締役 福井俊彦取締役 小宮山宏取締役 小根澤英徳取締役 丸山和政取締役 池上健司取締役 塩原利夫取締役 髙橋義光取締役 安岡快監査 岡田理監査 岡本博明監査 福井琢監査 小坂義人監査 永野紀吉

重要な意思決定

19269
余剰電力を化学工業に転換、信越窒素肥料を設立

信越窒素肥料の設立は、電力会社が余剰電力の消化先として化学工業を選んだという、供給者側の論理から生まれた事業である。需要があったから参入したのではなく、原料(電力と石灰石)が先にあり、その出口として石灰窒素を選んだ。この「供給起点」の事業設計は、後の信越化学がシリコーン→塩ビ→半導体シリコンへと事業を転換していく際の原型でもある。余っている資源をどう活かすかという発想は、100年を経ても信越化学の事業開発の底流にある。

19531
「肥料屋」からの脱却、日本初のシリコーン事業化

シリコーン参入の意思決定で注目すべきは、経営陣と現場が同時期に同じ問題意識を共有していたことである。社報創刊号に「肥料屋から抜け出したい」という投書と、徳三郎の「有機合成に努力を傾ける」という談話が並んでいた事実は、トップダウンの号令ではなく組織全体の危機感が転換を後押ししたことを示している。技術的にはGEの特許導入だが、その決断の背景にあったのは「肥料屋ではいられない」という全社的な自己認識の変化であった。

19737
米国テキサスに塩ビ製造子会社シンテックを設立

シンテック設立時の年産10万トンは米国21社中13位であり、その時点で世界最大手への道筋を描ける者はいなかった。この成長を可能にしたのは、技術的にはノンスケール重合技術、戦略的には「フル生産、全量販売」、財務的には無借金経営による逆張り投資である。しかし最も重要だったのは、テキサスの安い原料というロケーションの選択かもしれない。製造業の競争力は技術と経営だけでなく、立地が規定する部分が大きい。

19767
取締役会の反対を押し切り、シンテックを完全子会社化

取締役会の多数が反対した買収を社長が押し切る──この構造は日本企業では極めて稀であり、それが正解だったという事実はさらに稀である。小田切の判断を支えたのは、テキサスの原料優位性という構造的要因の認識と、合弁状態では投資の自由度が制約されるという実務的洞察であった。合弁契約に優先交渉権を埋め込んでおいたこと自体が、将来の子会社化を視野に入れた設計であった可能性がある。

19908
金川千尋が社長就任、「フル生産、全量販売」を全社方針に

金川千尋の経営が特異なのは、差別化が困難な汎用品市場で極めて高い利益率を実現した点にある。通常、汎用品は価格競争に陥り、利益率は低位に収斂する。金川はこの常識を、無借金経営による逆張り投資とフル稼働による規模の経済で覆した。重要なのは、この手法がシンテック単独で12年間検証された後に全社に展開されたことである。経営手法を別の子会社で先行実証し、全社に横展開するという手順自体が、リスク管理の方法論であった。

20203
岩塩から塩ビまでの完全一貫生産体制を構築

シンテックの一貫生産体制の構築は、1974年の操業開始→1976年の子会社化→段階的な設備増強→2008年のVCM自製→2020年のエチレン自製という、50年にわたる積み上げの帰結である。各段階は独立した投資判断であったが、振り返れば「外部依存の一つ一つを内部化していく」という一貫した方向性があった。これは計画されたグランドデザインというよりも、その時々の合理的判断が結果的に一本の線でつながった帰結と見るべきだろう。

全社の業績指標

売上高(長期)売上高(2023/3)20,744億円
純利益(長期)当期純利益(2023/3)5,001億円
売上高分解(原価・販管・営利)億円
営業利益販管費売上原価
売上高利益率(粗利・営利など)%
営業利益率粗利率経常利益率純利益率
特別利益・特別損失億円
特別利益特別損失
キャッシュフロー億円
営業CF投資CF財務CF
自己資本比率・現預金残高
自己資本比率現預金残高
業績データ一覧
全社業績
FY01FY02FY03FY04FY05FY06FY07FY08FY09FY10FY11FY12FY13FY14FY15FY16FY17FY18FY19FY20FY21FY22FY23FY24
2002/32003/32004/32005/32006/32007/32008/32009/32010/32011/32012/32013/32014/32015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/32023/32024/32025/3
JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結JGAAP・連結
売上高億円---9,67511,27913,04713,76412,0089,16810,58310,47710,25411,65812,55512,79812,37414,41415,94015,43514,96920,74428,08824,14925,612
売上原価億円---7,1518,3139,3329,4698,5347,0098,0367,9867,6948,7399,4049,3008,6849,63010,4009,8789,53212,06415,94715,03715,771
売上総利益億円---2,5232,9663,7154,2943,4742,1592,5472,4912,5602,9193,1513,4983,6904,7845,5415,5575,4378,68012,1419,1129,841
販売費及び一般管理費億円---1,0061,1131,3051,4231,1459871,0559959891,1811,2981,4131,3041,4161,5041,4971,5151,9172,1592,1022,420
営業利益億円---1,5171,8532,4102,8712,3291,1721,4921,4961,5701,7381,8532,0852,3863,3684,0374,0603,9226,7639,9827,0107,421
営業外収益億円---911292063042651922392491831742382051221722332452132863519831,029
営業外費用億円---9313214617589941289351106111908713711712384105131121245
経常利益億円---1,5151,8502,4703,0002,5051,2701,6031,6521,7021,8061,9802,2002,4213,4034,1534,1824,0516,94410,2027,8728,205
特別利益合計億円------82---55-------78-17-236164
特別損失億円------7260-21016161-------30--152107
当期純利益億円---9321,1501,5401,8361,5478391,0011,0061,0571,1361,2861,4881,7592,6623,0913,1402,9375,0017,0825,2015,340
粗利率%---26.126.328.531.228.923.524.123.825.025.025.127.329.833.234.836.036.341.843.237.738.4
営業利益率%---15.716.418.520.919.412.814.114.315.314.914.816.319.323.425.326.326.232.635.529.029.0
経常利益率%---15.616.418.921.820.913.915.215.816.615.515.817.219.623.626.127.127.133.536.332.632.0
純利益率%---9.610.211.813.312.99.19.59.610.39.710.211.614.218.519.420.319.624.125.221.520.8
総資産額億円---14,76216,71318,60019,18516,84917,69117,84218,09819,20921,98924,52325,10126,55629,08330,38732,30533,80640,53447,30451,48056,366
自己資本億円---9,96311,73713,20214,38813,66114,31114,26814,53415,76117,73119,60320,28321,32823,51224,65626,52328,13133,26638,70442,57946,562
自己資本比率%---67.570.271.075.081.180.980.080.382.080.679.980.880.380.881.182.183.282.181.882.782.6
営業CF億円1,1861,3021,5601,7742,2062,7252,0242,5661,7152,1759662,3562,5972,4352,8162,9093,3284,0074,1244,0125,5357,8807,5528,819
投資CF億円-1,274-539-1,290-1,088-1,388-1,852-2,486-2,008-1,028-1,320-892-1,193-2,469-1,671-1,66613-2,376-1,816-3,945-2,507-2,537-1,865-10,992-1,426
財務CF億円-250-188-267-419-425-618-535-801-510-486-422-440-414-435-389-372-500-1,645-941-911-1,225-4,236-3,695-4,549

セグメント別の業績指標

セグメント別売上高億円
セグメント別利益億円
セグメント別利益率%
セグメント別ROIC%
業績データ一覧
セグメント業績
FY04FY05FY06FY07FY08FY09FY10FY11FY12FY13FY14FY15FY16FY17FY18FY19FY20FY21FY22FY23FY24
セグメント別売上高
有機・無機化学品億円5,4906,3657,0847,0106,2925,090---------------
電子材料億円3,0693,6154,7945,6474,6753,172----------5,9577,0908,7568,5049,343
機能材料その他億円1,1161,3001,1691,1071,041907---------------
塩ビ・化成品億円------2,8353,2403,4374,2784,5274,4174,1165,0135,2434,843-----
シリコーン億円------1,4311,3551,2901,5641,7741,8771,7932,0632,3342,269-----
機能性化学品億円------8358718351,0321,1231,1681,0811,1721,2111,148-----
半導体シリコン億円------2,8382,2972,0252,1322,3002,4332,5263,0843,8033,876-----
電子・機能材料億円------1,4141,7781,8281,7101,8351,8681,8792,0752,2612,251-----
その他関連億円------1,2309378399419961,034---------
加工・商事・技術サービス億円------------9791,0081,0881,0481,0111,1261,3171,2901,367
生活環境基盤材料億円----------------4,8598,57213,08110,10310,416
機能材料億円----------------3,1433,9564,9344,2534,486
セグメント別利益
有機・無機化学品億円7799621,067995951611---------------
電子材料億円5376531,0661,6211,122395----------2,0612,4483,0142,7223,248
機能材料その他億円201240276260257180---------------
塩ビ・化成品億円------1972374566025034475329321,065922-----
シリコーン億円------341337286318334415425520585615-----
機能性化学品億円------129147145128153182222257266277-----
半導体シリコン億円------3893432192453564695609301,3201,433-----
電子・機能材料億円------361382409410462515552616670685-----
その他関連億円------735056374856---------
加工・商事・技術サービス億円------------96115133148163209264242288
生活環境基盤材料億円----------------9963,1785,4133,2202,915
機能材料億円----------------7079481,3068501,000
セグメント別利益率
有機・無機化学品%14.215.115.114.215.112.0---------------
電子材料%17.518.122.228.724.012.5----------34.634.534.432.034.8
機能材料その他%18.018.523.623.524.719.9---------------
塩ビ・化成品%------6.97.313.314.111.110.112.918.620.319.0-----
シリコーン%------23.824.922.220.318.822.123.725.225.127.1-----
機能性化学品%------15.516.917.312.413.615.620.622.022.024.1-----
半導体シリコン%------13.714.910.811.515.519.322.230.134.737.0-----
電子・機能材料%------25.521.522.424.025.227.529.429.729.630.4-----
その他関連%------6.05.46.73.94.85.4---------
加工・商事・技術サービス%------------9.811.412.214.116.118.620.018.721.1
生活環境基盤材料%----------------20.537.141.431.928.0
機能材料%----------------22.524.026.520.022.3
セグメント別ROIC
有機・無機化学品%12.314.513.812.713.68.1---------------
電子材料%12.012.616.922.718.56.3---------------
機能材料その他%12.014.513.913.014.99.8---------------
塩ビ・化成品%---------------------
シリコーン%---------------------
機能性化学品%---------------------
半導体シリコン%---------------------
電子・機能材料%---------------------
その他関連%---------------------
加工・商事・技術サービス%---------------------
生活環境基盤材料%---------------------
機能材料%---------------------

出所

信越化学(ポケット社史)- ダイヤモンド社 1966年
日経ビジネス 1991年12月2日号 pp.38-43
日経ビジネス 1992年8月17日号 pp.64-67
日経ビジネス 1992年12月7日号 pp.57-60
信越化学工業 統合報告書 2025
信越化学ってどんな会社? - 信越化学工業
「製品」で見る信越化学の歩み - 信越化学工業
米国シンテック社の成長の軌跡 - 信越化学工業
「数字」で見る信越化学 - 信越化学工業
【追悼】信越化学・金川千尋会長、生前語った「金川経営の真髄」とは - ダイヤモンド・オンライン
【追悼】金川千尋会長、「後継者は育てるものではない」と語った真意 - ダイヤモンド・オンライン
「失われた30年」に輝いた経営者たち 首位・信越化学金川氏 - 日経ビジネス
信越化学が「本当の世代交代」に近づいた日 - 東洋経済オンライン
信越化学、50年磨き続ける塩ビ 営業利益率アップル超え - 日本経済新聞
隠れた巨人、信越化学工業 - LabBase
信越化学、三益半導体工業を完全子会社に 総額680億円 - EE Times Japan