機械学習におけるブレイクスルー(画像認識における意味づけの精度向上)を受け、上野山勝也氏は大手コンサルティングファームのBCGを退職して「AppResearch」を設立。機械学習によるアルゴリズムの商用化に挑む。
デジタルの世界で生きていこうということは決めていましたが、復学当時は会社を立ち上げようという決意までには至りませんでした。ひとつ大きなきっかけとなったのは、2012年に起きた深層学習技術(ディープラーニング)のブレークスルーです。この出来事に背中を押され、研究室のメンバーで起業に至りました。崖から身を投げるような決死の覚悟とはちょっと違いますね。デジタル技術が好きでそれを続けていたら、ふわっと飛行機が離陸するような自然な流れで起業に至りました
上野山勝也氏(東京大学大学院工学系研究科)・大沢昇平氏(東京大学大学院工学系研究科)・松尾豊氏の3名により、情報処理学会論文誌にベンチャー企業研究を出稿。米国のベンチャー企業の動向を、Crunch-Baseからデータを取得して、機械学習を活用して解説する論考であり、転職動向から「ベンチャー企業のExit予測」が可能であると結論づけた。
上野山勝也氏が東京大学の松尾研究室出身であることから、本社を東京大学の所在地である本郷に移転
大企業のアプリ向けの顧客分析ツール「CELLOR」をリリース。顧客idの属性を取得して適切なクーポンを表示するなどのマーケティングの支援ツールであり、展開領域はプレイドの「Karte」に近い。
自動音声によるコールセンター向けのアプリケーションを開発。顧客から入電があった場合に、音声対話エンジン(自然言語処理)を通じてオペレーターに繋ぐことや、チャとボットによる誘導を可能にし、コールセンターの業務効率化を実現するサービスの提供を開始した。
LINE Customer Connectとして、アスクル株式会社にPKSHAのチャットボットサービスが導入された
東証マザーズに株式上場を果たす。上場時点の主な顧客は、NTTドコモ、LINE、リクルートホールディングス、トヨタ自動車など
ベネッセが提供する学習アプリ「進研ゼミ高校講座」に対して、教育アルゴリズムを共同開発して提供を開始。学習者の実力をチェックする問題を入力変数として、学習者のレベルに合わせた最適な問題を出力する仕組みを作り上げたと公表した