2012年10月
東京都新宿区にて「株式会社AppResearch」を設立

機械学習におけるブレイクスルー(画像認識における意味づけの精度向上)を受け、上野山勝也氏は大手コンサルティングファームのBCGを退職して「AppResearch」を設立。機械学習によるアルゴリズムの商用化に挑む。

証言
上野山勝也氏

デジタルの世界で生きていこうということは決めていましたが、復学当時は会社を立ち上げようという決意までには至りませんでした。ひとつ大きなきっかけとなったのは、2012年に起きた深層学習技術(ディープラーニング)のブレークスルーです。この出来事に背中を押され、研究室のメンバーで起業に至りました。崖から身を投げるような決死の覚悟とはちょっと違いますね。デジタル技術が好きでそれを続けていたら、ふわっと飛行機が離陸するような自然な流れで起業に至りました

https://rikeinavi.com/guide/careerguide_topint_18sp/
決算
PKSHAの業績
2013年9月期(単体)
売上高
0.10804
億円
当期純利益
0.00042
億円
2013年10月
人材の転職履歴情報を素性としたベンチャー企業のExit予測の論文を申請

上野山勝也氏(東京大学大学院工学系研究科)・大沢昇平氏(東京大学大学院工学系研究科)・松尾豊氏の3名により、情報処理学会論文誌にベンチャー企業研究を出稿。米国のベンチャー企業の動向を、Crunch-Baseからデータを取得して、機械学習を活用して解説する論考であり、転職動向から「ベンチャー企業のExit予測」が可能であると結論づけた。

決算
PKSHAの業績
2014年9月期(単体)
売上高
1.1
億円
当期純利益
0.31
億円
2013年6月
本社を東京都文京区本郷に移転

上野山勝也氏が東京大学の松尾研究室出身であることから、本社を東京大学の所在地である本郷に移転

決算
PKSHAの業績
2013年9月期(単体)
売上高
0.10804
億円
当期純利益
0.00042
億円
2014年8月
商号をPKSHA Technologyに変更
2015年10月
CRM向け「CELLOR」のサービス提供を開始

大企業のアプリ向けの顧客分析ツール「CELLOR」をリリース。顧客idの属性を取得して適切なクーポンを表示するなどのマーケティングの支援ツールであり、展開領域はプレイドの「Karte」に近い。

決算
PKSHAの業績
2016年9月期(単体)
売上高
4.59
億円
当期純利益
1.16
億円
2016年10月
ドコモ・伊藤忠から資金調達
2016年10月
「BEDORE」のサービス提供を開始

自動音声によるコールセンター向けのアプリケーションを開発。顧客から入電があった場合に、音声対話エンジン(自然言語処理)を通じてオペレーターに繋ぐことや、チャとボットによる誘導を可能にし、コールセンターの業務効率化を実現するサービスの提供を開始した。

決算
PKSHAの業績
2017年9月期(連結)
売上高
9.34
億円
当期純利益
2.68
億円
2016年11月
LINEにチャットボットサービスを納入

LINE Customer Connectとして、アスクル株式会社にPKSHAのチャットボットサービスが導入された

決算
PKSHAの業績
2017年9月期(連結)
売上高
9.34
億円
当期純利益
2.68
億円
2017年9月
東証マザーズに株式上場

東証マザーズに株式上場を果たす。上場時点の主な顧客は、NTTドコモ、LINE、リクルートホールディングス、トヨタ自動車など

決算
PKSHAの業績
2017年9月期(連結)
売上高
9.34
億円
当期純利益
2.68
億円
2019年5月
アイドラを買収(駐車場機器)
2019年7月
公募増資による資金調達
2020年3月
ベネッセ向けにアルゴリズムの提供を開始

ベネッセが提供する学習アプリ「進研ゼミ高校講座」に対して、教育アルゴリズムを共同開発して提供を開始。学習者の実力をチェックする問題を入力変数として、学習者のレベルに合わせた最適な問題を出力する仕組みを作り上げたと公表した

決算
PKSHAの業績
2020年9月期(連結)
売上高
74
億円
当期純利益
18
億円
2021年5月
アシリレラを買収
2021年5月
オウケイウェイブのソリューション事業を取得
2021年6月
子会社2社の商号変更

株式会社BEDOREを株式会社PKSHA Workplaceへ、株式会社PRANZAを株式会社PKSHA Workplaceに商号変更

決算
PKSHAの業績
2021年9月期(連結)
売上高
87
億円
当期純利益
1.39
億円
2021年9月
SaaSへの積極投資を発表
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