まとめ
鎌田氏とHIKAKIN氏が出会いYouTubeの事業展開を開始。当初計画のEC物販を諦め、タレントマネジメントにシフト
2013年〜2013年
売上不明
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利益率不明
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2014年4月に実施した資金調達(5億円)を元手に、本社を森ビルが運営する「六本木ヒルズ」に移転。年間の推定賃料は5000万円。オフィス移転により、YouTuberの募集(および撮影)におけるブランド向上を狙った
GoogleはYouTubeを普及させるために、大々的な広告キャンペーンを決定し、「好きなことで生きていく」の広告キャンペーンを展開。この広告宣伝を通じて日本でYoutueberが認知されるとともに、HIKAKIN氏が起用されたことで、UUUMの認知が拡大した。
また、UUUMは売上高の50%以上ををGoogleからの収入(主にアドセンスと推察)が占めることとなり、UUUMにとってGoogleは業績を左右する重要な取引先となった。
YouTuberに対するサービス支援を拡充。MCNやゲーム事業(ネット配信コンテンツ)の立ち上げに注力
タレント育成で大手芸能事務所と協業を開始
UUUM所属タレント以外の参入が相次いだとことで、YouTubeにおける再生回数のシェアが低下。業績の下方修正を決定した。実額ベースで売上高(▲15.4%)・営業利益(▲32.1%)・経常利益(▲32.4%)・純利益(▲54.6%)の下方修正を実施。下方修正によって、UUUMの株価が暴落した
鎌田氏が社長を退任。新規事業に注力するため、経営体制を刷新
ショート動画以外の長尺動画の再生回数が低迷したことを受けて、所属YouTuberの収益が減少。新規事業や、タレントへのマーケティング支援も伸び悩んだため、在庫評価損失の計上も決定した。この結果、2023年5月期に最終赤字10.5億円に転落