ブルドックソース 有価証券報告書 第100期(2025年3月期)【沿革】
- [1]1902年 小島仲三郎が東京で食料品卸商の三澤屋商店を創業
- [2]1905年 ソースの製造販売を開始
- [4]1926年9月 京橋区永島町にブルドックソース食品を設立(三澤屋商店の製造部門を分離)
- [6]1931年12月 本社を京橋区八丁堀へ移転、1934年5月 本社を日本橋兜町へ移転
- [7]1935年6月 埼玉県に鳩ヶ谷工場を新設
- [8]1940年10月 ブルドック食品に商号変更
- [9]1944年3月 外来語使用禁止により社名を三澤工業へ商号変更、1945年12月 再びブルドック食品へ商号変更
- [11]1952年7月 本社を中央区日本橋兜町11番5号へ移転
- [12]1998年4月 群馬県に館林工場を新設(それまで鳩ヶ谷工場が唯一の生産拠点)
- [20]1962年12月 社名をブルドックソースに商号変更
- [23]1972年3月 三澤屋商店を吸収合併
- [31]1976年1月 本社社屋新築
- [47]1998年4月の館林工場新設まで鳩ヶ谷工場が唯一の生産拠点
- [48]1985年11月 子会社サンワフーズを設立
- [49]1998年4月 群馬県に館林工場を新設(第1期工事)
- [50]1935年6月 鳩ヶ谷工場を新設、1998年4月の館林工場新設まで唯一の生産拠点
- [53]2005年10月 子会社サンワフーズをイカリソースに商号変更
- [69]2005年10月 子会社サンワフーズをイカリソースに商号変更、2005年11月 イカリソースが更生会社イカリソースの営業を譲受
- [74]2006年3月 館林工場第2期増築工事竣工、2006年7月 Bullフーズを設立
- [100]2016年6月 監査役設置会社から監査等委員会設置会社へ移行
- [105]2018年1月 館林工場第3期増築工事竣工、2018年4月 委任型執行役員制度を導入
- [106]2019年10月 サンフーズを子会社化、2019年11月 富留得客食品(上海)有限公司を設立
- [107]2009年7月 富留得客(北京)商貿有限公司を設立
- [110]2023年9月 鳩ケ谷工場生産終了
- [111]1935年6月 鳩ヶ谷工場を新設
- [112]2023年12月 TATEBAYASHIクリエイションセンター(旧・館林工場)完工、稼働
- [114]2024年6月 Bullフーズをブルドックソースに吸収合併
- [118]2025年5月 鳩ケ谷工場を売却
- [3]設立は大正15年(1926年)9月21日
- [5]個人企業であった三沢屋商店を母体としてブルドックソース食品として設立し、商標をブルドックのマークに改め営業を開始
- [10]原料の入手難から生産を中止した戦中および戦後の一時期を除いて業績は順調
- [13]おもな事業所は本社および鳩ケ谷工場
- [14]関西進出計画の失敗などを原因として経営が行き詰まった
- [15]昭和29年(1954年)に会社更生法の適用を受けた
- [17]資本の変遷に更生債権振替の記載
- [18]堅実な経営方針と食生活の洋風化による需要増で再建計画は当初予定を上回って推移し、昭和34年(1959年)に更生債務を一掃
- [19]その後は関東・東北・北海道に販売を築いた
- [21]昭和43年(1968年)に福岡事務所を建設し九州へ進出
- [22]昭和45年(1970年)のチクロ全面使用禁止による製品廃棄と砂糖への切り替えで原料費が高騰、昭和46年(1971年)3月の15%程度の製品値上げで吸収
- [24]昭和47年度(1972年9月期)の売上高38億6,652万7千円はカゴメの42億円に次ぐ業界第2位
- [25]長・短借入金は皆無で、昭和47年9月期の自己資本比率は62.4%
- [26]1973年5月 東京証券取引所市場第二部に上場(上場年月日 昭和48年5月16日)
- [27]銘柄コード2804・資本金360,000千円・公募120万株を1株700円で実施
- [28]上場時の取締役社長は丸山豊次郎、専務取締役は佐藤和雄
- [29]会社の目的はソースの製造販売・従業員数253名・取引金融機関は第一勧業銀行・決算期9月30日
- [32]公認会計士監査意見は昭和46年9月期・昭和47年9月期とも適正(無限定)
- [33]製品別販売実績はウスターソース23.7%・中濃ソース40.1%・とんかつソース36.2%
- [34]製品の大半は一般家庭向け、地域別販売実績は関東地方で売上高の69.1%、東北を加えると87.2%
- [35]販売ルートは全量特約店経由、主たる販売先は国分・佐藤商店・明治屋・日本酒類販売ほか
- [36]関東と関西の味に対する嗜好の相違が根強いため、いまだに関西進出は図られていない
- [37]ソース専業メーカーとして関東・東北を主要地盤に業績の拡大に努めている
- [71]関東と関西の味の嗜好の相違が根強く関西進出は図られていなかった
- [16]佐藤和雄・当時社長は更生法適用時に在籍しておらず、社員が非常にショックを受けたと述べ、商品が調味料という地味なもので会社の性格も同様の傾向があったと証言
- [40]1978年11月時点のブルドックソース社長は佐藤和雄
ブルドックソース 有価証券報告書(1974年9月期)
- [30]1973年9月期 売上高46億円・当期純利益5.3億円
- [41]1972年9月期 売上高38億円
- [42]1974年9月期 売上高60億円
ブルドックソース 有価証券報告書(1979年3月期)
- [38]1977年3月期 売上高87億円・当期純利益8.0億円、1978年3月期 売上高94億円・当期純利益10億円
- [39]1979年3月期 売上高102億円・当期純利益10.3億円(売上高純利益率約10%)
- [43]1972年9月期 当期純利益4.5億円、1979年3月期 当期純利益10.3億円
ブルドックソース 有価証券報告書(1982年3月期)
- [44]1980年3月期 売上高115億円・当期純利益10.8億円、1981年3月期 売上高117億円・当期純利益9.9億円
ブルドックソース 有価証券報告書(1985年3月期)
- [45]1982年3月期 売上高123億円・当期純利益10.9億円、1983年3月期 売上高122億円・当期純利益11.2億円、1984年3月期 売上高123億円・当期純利益11.9億円
- [46]1985年3月期 売上高116億円・当期純利益11.0億円
ブルドックソース 有価証券報告書(2000年3月期)
- [51]2000年3月期 売上高142億円・当期純利益3.5億円
- [52]1985年3月期 売上高116億円・当期純利益11.0億円(売上高純利益率9.5%)に対し2000年3月期は142億円・3.5億円(同2.5%)
ブルドックソース 有価証券報告書 第81期(2005年3月期)【役員の状況】
- [54]2000年6月 池田章子が代表取締役社長に就任
ブルドックソース 有価証券報告書(2003年3月期)
- [55]2001年3月期 売上高143億円・当期純利益2.5億円、2002年3月期 141億円・1.2億円、2003年3月期 141億円・1.4億円
ブルドックソース 有価証券報告書(2005年3月期)
- [56]2004年3月期 売上高138億円・当期純利益6.5億円、2005年3月期 売上高133億円・当期純利益6.4億円
- [70]営業譲受に伴う支出 33億2,600万円(2005年3月期有報)
ブルドックソース 有価証券報告書(2006年3月期)
- [57]2006年3月期(連結)売上高147億600万円・営業利益8億4,900万円・経常利益12億1,600万円
週刊東洋経済 2010年1月30日号
- [58]「フードエッセンス」の標語のもと食品添加物に依存しないソース作りを宣言し開発体制を見直した
- [59]ソースには元来、酢や砂糖が多く含まれており食品添加物を多用しなくても長期保存は可能
- [60]アミノ酸調味料の代わりに野菜からうま味を引き出し、増粘多糖類ではなくコーンスターチで粘りを出す研究を重ね段階的に添加物の使用を減らした
- [61]2006年11月 食品添加物不使用のソースを発売
- [62]大量生産が前提のナショナルブランドが主力製品を食品添加物無添加にするのは異例
- [73]2005年に34億円で買収した関西の老舗ソースメーカー、イカリソース
- [75]スティールによるブルドック株保有は2002年に明るみに出たが接触は少なく買収提案は寝耳に水だった
- [78]池田章子社長とスティールのウォーレン・リヒテンシュタイン会長によるトップ会談は決裂
- [90]年間営業利益に匹敵する約6億円の訴訟関連費用が発生
- [91]スティールは2008年にブルドックソース株を全株売却し他の日本企業への出資割合も次々に引き下げた
- [92]2007年のスティールとの攻防戦のさなか株主向け説明会で中期経営計画を発表
- [93]中計は事業ドメイン再定義による液体調味料全体への展開、工場3か所から2か所への再編、2005年に34億円で買収したイカリソースとの重複部門統合による100名程度の人員削減、2013年3月期の営業利益25億円を掲げた
- [94]2010年時点で中計の施策はいずれもめどが立たず、売上高の9割以上をソースに依存し工場再編は凍結、移転予定の鳩ケ谷工場も稼働中で3工場体制が続いた
- [95]2010年3月期の営業利益見込みは9億5,000万円で中期経営計画の13億円目標から3億円以上乖離
- [96]無添加化に対し消費者から「味が変わった」「色が薄くなった」という声が相次いだ
- [97]2009年3月期の単体売上高は前期比4%減、原材料調達価格は3〜4%上昇
- [98]添加物無添加の方針により乳化剤の使用が不可欠なマヨネーズ・ドレッシング分野への進出のハードルが一段と高くなった
- [99]家庭用シェア4割に対し業務用は1割程度
週刊東洋経済 2005年6月4日号
- [63]イカリソースには経営不振に乗じる形で数年前から事件師めいた連中が経営に関与し手形が乱発された
- [64]2001年末ごろに産業廃棄物処理施設のリース詐欺が実行され、名証セントレックス上場の店舗流通ネット社長が逮捕
- [65]店舗流通ネットの江藤鉄男社長は2005年5月21日付で辞任
- [66]イカリソース事件では反社会的勢力の影が見え隠れしていた
- [67]イカリソースは2005年5月24日に会社更生法を申請
- [68]江藤鉄男容疑者は昭和リースやソニー生命を経て5年前に店舗流通ネットを設立し、2004年11月に上場
ブルドックソース 有価証券報告書 第93期(2017年3月期)【役員の状況】
- [72]石垣幸俊は2005年から子会社イカリソース代表取締役社長を兼務し、本社専務を経て2017年に社長就任
- [101]2017年に池田章子の後任として石垣幸俊が代表取締役社長に就任
- [102]石垣幸俊は1978年入社の生え抜きでマーケティング室長・経営企画室長を歴任
- [76]スティールは2007年5月までに10.25%を保有する筆頭株主となり、5月18日に1株1,584円で全株式取得のTOBを開始
- [79]2007年6月7日にTOB反対を表明、6月24日の定時株主総会で会社提案が議決権総数の83.4%の支持を得て承認
- [80]7月10日時点の全株主に1株につき3個の新株予約権を無償割当、スティールとその関係者は非適格者として行使できず持株比率は2.82%へ低下
- [81]スティールに割り当てられる新株予約権は会社が1個396円(TOB価格1,584円の4分の1)で取得できる
- [83]スティールは6月13日に東京地裁へ仮処分を申立て、15日にTOB価格を1,700円へ引上げ
- [84]東京地裁は6月28日、東京高裁は7月9日に申立てを退け、高裁はスティールを濫用的買収者として差別的取扱いは株主平等原則に反しないとした
ブルドックソース 有価証券報告書 第82期(2007年3月期)【連結貸借対照表・主要な経営指標等】
- [77]2007年3月期末(連結)現金及び預金18億7,900万円・土地27億1,000万円・投資有価証券84億7,800万円・自己資本比率75.75%
週刊東洋経済 2007年7月21日号
- [82]スティールには普通株を割り当てず現金23億円で新株予約権を買い取る
- [85]2007年7月11日にブルドックソースが新株予約権の効力発生を宣言、買収防衛策の実施は国内初
- [86]権利落ち日の7月5日に株価は始値500円から一時1,370円まで急騰し、翌日から2営業日連続でストップ安となり取引が成立しなかった
- [87]2007年8月7日 最高裁第二小法廷がスティールの特別抗告を棄却し買収防衛策を適法と認めた
ブルドックソース 有価証券報告書 第83期(2008年3月期)【連結損益計算書・連結キャッシュ・フロー計算書】
- [88]2008年3月期 公開買付対応費用6億6,900万円・自己新株予約権取得対価21億1,400万円・のれん減損を含む特別損失合計38億円・当期純損失19億1,200万円
ブルドックソース 有価証券報告書 第83期(2008年3月期)【主要な経営指標等】
- [89]連結自己資本比率は2007年3月期末75.75%から2008年3月期末69.6%へ低下、無借金は維持
ブルドックソース 有価証券報告書(2017年3月期)
- [103]2017年3月期(連結)売上高167億6,000万円・営業利益9億5,900万円・当期純利益8億800万円
ブルドックソース 有価証券報告書(2016年3月期)
- [104]2016年3月期(連結)売上高166億6,700万円・当期純利益7億2,800万円
- [108]2019年11月の決算説明会で配当倍増を発表した際、アナリストから旧スティール時代の増配要求と重ねて意図を問われた
ブルドックソース 有価証券報告書(2019年3月期)
- [109]2019年3月期(連結)経常利益10億2,000万円・営業外収益5億9,500万円・営業利益4億3,000万円
ブルドックソース 有価証券報告書(2024年3月期)
- [113]2024年3月期(連結)売上高144億8,200万円・営業利益1億6,300万円・特別損失4億4,200万円・当期純利益1億4,500万円
ブルドックソース 有価証券報告書 第100期(2025年3月期)
- [115]第11次中期経営計画B-Challenge2025(2023〜2025年度)はROE5%を目標に掲げ、ベトナムを中心に海外進出モデルの確立を目指した
ブルドックソース 有価証券報告書(2025年3月期)
- [116]2025年3月期(連結)売上高146億1,700万円・営業利益2億2,300万円・経常利益8億6,400万円・当期純利益6億2,300万円・営業外収益7億600万円
- [117]連結従業員数は2023年3月期末318名、2025年3月期末295名