DeNA の歴史

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創業 1999年
創業者 南場智子
創業地 東京都渋谷区
創業 1999年3月、マッキンゼーのパートナーを辞した南場智子氏が、東京都渋谷区でディ
1999年3月、マッキンゼーのパートナーを辞した南場智子氏が、東京都渋谷区でディー・エヌ・エーを設立した。最初の事業はインターネットオークションのビッダーズだったが、先行するヤフオクのネットワーク効果に阻まれ、シェアを取れなかった。借入によらず2000年3月に13億円を調達したことで財務の余裕が残り、2003年の欠損補填で資本を取り崩したあとも現預金約5億円を手元に置いている。この余力が、PCから携帯電話へ資源を移す時間を生んだ。2004年にモバオク、2005年2月に東証マザーズ上場、2006年にモバゲータウンと続き、創業事業を4年で入れ替えた。
決断 一つの当たりが出るたびに、次の事業を外から買収し、そのたび減損を計上してきた。2
一つの当たりが出るたびに、次の事業を外から買収し、そのたび減損を計上してきた。2009年10月、怪盗ロワイヤルでアイテム課金へ切り替え、自社プラットフォーム上で決済まで回収する体制を構築した。連結売上高は2年で376億円から1,127億円へ伸び、2013年3月期には過去最高益を達成している。その利益を投じた先が海外と新規事業であった。2010年10月に米ngmocoを最大4.03億ドルで取得したが、日本の運営型ゲームと米国のプロダクト志向の開発文化の差は埋まらず、2016年に解散した。2011年11月には横浜ベイスターズの株式66.92%を65億円で取得してプロ野球へ参入し、慢性赤字の球団を広告宣伝費の一部として抱えている。2021年8月のIRIAM89億円、2022年10月のアルム247億円も減損に至り、ゲーム以外で収益を生む事業は育たなかった。
現況 現在、全社の営業利益を上回る利益を、権利を持たない1本のゲームが生んでいる。20
現在、全社の営業利益を上回る利益を、権利を持たない1本のゲームが生んでいる。2026年3月期の売上収益は1,477億円、営業利益187億円で、前期の1,640億円・290億円から減った。セグメント別ではゲーム事業が売上収益642億円・利益297億円、ライブストリーミングが398億円・40億円、スポーツ・スマートシティが327億円・18億円で、ヘルスケア・メディカルは87億円の売上収益に対し23億円の赤字と96億円の減損損失を計上した。ゲームの中身は2024年10月に配信を始めたポケモンカードゲームのスマートフォン版で、初速の反動がそのまま減収に出ている。2026年6月、創業者の南場智子氏が15年ぶりに社長兼CEOへ復帰した。単一タイトルの浮沈が連結利益を決める構造は、モバゲータウン以来20年変わっていない。
競合 同社の競争相手はゲーム会社ではなく、作品の権利を持つ側にいる。モバゲータウンで争
同社の競争相手はゲーム会社ではなく、作品の権利を持つ側にいる。モバゲータウンで争ったグリーとは、2012年のコンプガチャ自主廃止でも足並みを揃えたが、プラットフォーム同士の競争はスマートフォンへの移行でアプリストアに置き換わった。以後の収益は他社の知的財産をどれだけ預かれるかで決まり、2015年3月に任天堂相互出資を伴う業務提携を締結し、2024年10月にはポケモンカードゲームのスマートフォン版を担っている。権利者が配信の相手を替えれば収益はそのまま消えるため、2026年2月には提携で得た任天堂株の売却と、2,500万株・500億円を上限とする自己株取得を公表した。球団と配信では自前の資産を持ちながら、ゲームでは他社の作品を預かる立場に留まっている。
長期業績の推移 2000〜2026年
DeNA:長期業績の推移(売上高・利益率)売上高(億円純利益率(%)
2000年2月期2026年3月期

第1章 1999-2008 (気が向いたら執筆します!) 南場智子のDeNA設立からモバオク、モバゲータウンと東証一部指定替え

第2章 2009-2020 (気が向いたら執筆します!) 怪盗ロワイヤルとngmoco買収、ベイスターズ取得とコンプガチャ・WelQ問題

第3章 2021-2026 (気が向いたら執筆します!) 岡村信悟社長の再建とポケポケ、南場智子氏の社長復帰

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歴史年表 1999〜2026年

DeNAの沿革1999〜2026年における主な出来事を抜粋

時代年月社長・CEO出来事重要度
1999〜2008年南場智子のDeNA設立からモバオク、モバゲータウンと東証一部指定替えディー・エヌ・エー(DeNA)を設立
モバオクのサービス提供を開始
南場智子KDDIと提携
南場智子東京証券取引所マザーズに株式上場
南場智子「モバゲータウン」開始★★
南場智子東京証券取引所一部に指定替え
南場智子DeNA Global, Inc.を米国に設立
2009〜2020年怪盗ロワイヤルとngmoco買収、ベイスターズ取得とコンプガチャ・WelQ問題南場智子広告収入に頼るモデルからアイテム課金へと収益源を移す転換

携帯電話専用ゲームサイトとして2006年2月に始まった「モバゲータウン」は、アバターの販売と広告を収益源としていた。DeNAは2009年10月、自ら開発したソーシャルゲーム「怪盗ロワイヤル」の正式サービスを始め、ゲーム内で使うアイテムの販売へ収益の軸を移した。 2010年3月の月間ページビューは2009年9月の3.5倍以上に増え、期末の会員数は1,813万人となった。転換の効果は翌期に表れ、連結売上高は2009年3月期の37,607百万円から2011年3月期の112,728百万円へ、営業利益は15,843百万円から56,096百万円へ伸びた。

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★★★
南場智子モバゲーオープンプラットフォーム開始
南場智子開発会社の取り込みによる、世界向けソーシャルゲーム基盤の構築

2010年11月9日、DeNAは米ngmoco, Inc.を逆三角合併及び三角合併によって取得し、議決権の100%を握った。取得原価は325百万米ドル。うち現金は132百万米ドルにとどまり、DeNA株式の時価148百万米ドル、新株予約権の時価39百万米ドル、取得に直接要した費用5百万米ドルが積み上がる。ngmoco, Inc.の株式1株につきDeNAの普通株式0.17株を割当交付し、5,006,210株を交付した。企業結合日は2010年11月9日だが、当連結会計年度末をみなし取得日としたため、2011年3月期の連結業績に同社の損益は含まれていない。

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★★★
守安功守安功が代表取締役社長に就任
守安功ゲーム以外の看板を得るため、95億円を投じてプロ野球球団の運営を引き受けるという選択

2011年12月、モバゲーで急成長したディー・エヌ・エーが、東京放送ホールディングスとBS-TBSから株式会社横浜ベイスターズの議決権66.92%を取得し、プロ野球へ参入した。取得した株式は870,000株、対価は現金6,500百万円で、取得に直接要したアドバイザリー費用等6百万円を加えた取得原価は6,506百万円。日本プロフェッショナル野球組織への保証金等30億円を含めた資金総額は95億円となった。球団は同日付で株式会社横浜DeNAベイスターズへ商号を変更し、のれん5,935百万円が20年間の均等償却で計上された。

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★★★
南場智子「Mobage」へ名称変更
守安功主力の課金手法を規制の前に手放し、業界6社の自主規制へ移した判断

「Mobage」のソーシャルゲームにコンプリートガチャが入ったのは2011年10月以降で、DeNAはそれを半年ほどで取りやめることになる。2012年5月9日の2011年度第4四半期決算説明会で、順次中止の方針が表明された。 影響は2012年度第1四半期で5月中旬以降の1か月半に、第2四半期ではその全期間に及ぶ。中止しなければ増えるはずだった「モバコイン」消費、約50億円が消える計算である。第1四半期の業績予想は開示されなかった。改修の範囲がタイトルによって違い、全体への影響をつかみにくかったためである。

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★★★
守安功Cygamesの株式を取得
守安功相互出資を伴う、スマートデバイス向けゲームの共同開発への踏み込み

2015年、成長が鈍ったDeNAは任天堂と業務・資本提携を締結し、相互に株式を持ち合った。任天堂の知的財産を活用したスマートデバイス向けゲームアプリと、専用機・PC・スマートデバイスを統合する新しい会員制サービスを共同開発する提携である。 資本では、保有する自己株式15,081,000株(発行済株式数の10.00%)を1株1,458円・総額約220億円で任天堂へ第三者割当により処分し、ほぼ同額で任天堂株1,759,400株を引き受けた。任天堂は新たにDeNAの主要株主となった、守安功社長のもとでの経営判断である。

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★★★
守安功キュレーションプラットフォーム事業の全面停止と、事実調査を社外へ委ねた危機対応

2016年12月7日までに、キュレーションプラットフォーム事業で運営していた全てのサービスの記事の公開を停止した。著作権法等の法令に違反する可能性がある記事、及び内容が不適切な記事が作成・公開されているという指摘を受けての判断だった。 12月15日にはDeNAと利害関係を有しない独立した委員のみで構成する第三者委員会を設置し、詳細な事実関係の調査と原因の究明、改善策の検討を委ねた。調査報告書は2017年3月11日に受領し、その2日後の3月13日に公表した。

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★★★
守安功ライブ配信「Pococha」開始
守安功創業者の南場智子氏が経団連副会長に就任
守安功配車アプリMOVの吸収分割によるJapanTaxiへの譲渡と、38.39%の持分法会社としての存続

2020年2月4日にタクシー配車アプリ等に関する事業の統合で基本合意し、同月27日に吸収分割契約を締結した。次世代タクシー配車アプリ「MOV」等の事業は2020年4月1日、簡易吸収分割によりJapanTaxi(同日、株式会社Mobility Technologiesへ商号変更)へ承継された。 移転した資産は2,665百万円、負債は1,124百万円で、現金及び預金は含まれていない。対価は同社が新たに発行する株式で、金銭の授受は発生していない。分離後の持分比率は日本交通ホールディングスと並ぶ38.39%となり、2021年3月期から持分法適用の関連会社となった。

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★★★
守安功最終赤字に転落
2021〜2026年岡村信悟社長の再建とポケポケ、南場智子氏の社長復帰岡村信悟10年ぶりの社長交代と、費用構造の筋肉質化による収益基盤の立て直し

2021年2月9日の取締役会で代表取締役の異動を決議し、4月1日付で守安功社長が代表取締役社長兼執行役員CEOを退任して取締役となり、取締役兼COOの岡村信悟氏が代表取締役社長兼執行役員最高経営責任者(CEO)に就任した。2011年6月以来10年ぶりの社長交代で、創業者の南場智子会長は代表取締役会長にとどまった。 前年度の2020年3月期は減損損失を計51,165百万円計上して営業損失45,676百万円・当期損失49,166百万円となり、2005年の上場以来はじめて通期の最終赤字に沈んでいた。新体制が掲げたのは費用構造の筋肉質化及び固定費の最適化で、ゲーム事業の健全な収益性の確保と、ライブストリーミング事業の成長の積み上げを重点に置いた。

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★★★
岡村信悟IRIAM社を買収
岡村信悟アルム社を買収
岡村信悟最終赤字に転落
岡村信悟"ポケポケ"を提供開始
南場智子創業者による15年ぶりの経営復帰と、AIを軸にした事業モデルの変革

2026年、DeNAは創業者の南場智子氏が15年ぶりに代表取締役社長兼CEOへ復帰し、岡村信悟氏が代表権を残したまま会長へ移る役割の変更に踏み切った判断である。取締役会は5月12日にこの異動を内定し、6月27日の定時株主総会の後に開いた取締役会で正式に選定した。南場氏は経営のスピードを上げてAIへ資源を配分し、事業モデルを組み替える方針を掲げ、時間を区切って創業者が先頭に立ち、三年で組織改革をやり遂げると宣言した。

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★★★
出典・参考

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