2000〜2022
売上高: 億円
■単体 | ■連結
327億円
2022.12 | 売上収益
売上高_当期純利益率: %
○単体 | ○連結
19.4億円
2022.12 | 当期利益
2000 03月
会社設立

株式会社リンクアンドモチベーションを設立

リクルートで組織コンサル事業を立ち上げた小笹氏が創業。書籍出版で集客し、コンサルティングサービスを企業に提供

創業者・小笹芳央氏について

リンクアンドモチベーションの創業者は、リクルート出身の小笹芳央氏(おざさ・よしひさ)である。早稲田大学を卒業後、1986年にリクルートに入社して2000年まで勤務した。

リクルートでは人事部に配属され、採用・教育の業務に従事。1994年には企業向けの組織人事のコンサルティングを行う部署である「組織人事コンサルティング室」の責任者を歴任した。

人材のコンサルティング事業は、1994年から200年までの間で年商10億円・スタッフ35名の規模まで拡大したという。

小笹氏がリクルートを退職して起業家に転身した理由は、モチベーションの重要性が高まることを予見する一方で、モチベーションに特化した組織コンサルティングを行う企業が存在しないことが理由であった。また、リクルート時代の顧客であったベンチャー企業の経営者から、うちうちに顧客になるという引き合いもあったという。

リクルートが大口顧客

FY2006の売上高のうち28%がリクルート社向け(売上18.1億円)であった。取引内容は不明だが、小笹氏の古巣であるリクルートが、リンクアンドモチベーションを顧客として支援していた可能性がある。

2000年03月
株式会社リンクアンドモチベーションを設立
0.5億円
会社設立時の資本金
2000年04月
社員募集を開始。220名が応募
2000年10月
「モチベーションサーベイ」をリリース
2001年
新卒採用を開始
2002年12月
小笹氏が『モチベーションカンパニー』を執筆
2003年04月
小笹氏が『「アイ・カンパニー」の時代』を執筆
2003年12月
小笹氏が『モチベーション自己革命』を執筆
2007年09月
小笹氏が『会社の品格』を執筆
2001 05月

都市圏への進出

2001年05月
大阪支社を開設(梅田1丁目)
2006年07月
名古屋にサテライトオフィスを開設
2007 12月
株式上場

東京証券取引所第2部に株式上場

2007年12月
東京証券取引所第2部に株式上場
2008年12月
東京証券取引所第1部に株式上場
まとめ
流行語のモチベーションに着眼。組織コンサルを展開
2000〜2008
売上高: 億円
■単体 | ■連結
82.75億円
2008.12 | 売上高
売上高_当期純利益率: %
○単体 | ○連結
8.18億円
2008.12 | 当期純利益
まとめ
不況によるコンサル需要低迷でBtoCへ買収を通じて参入。ただし買収先のBSに課題あり
2009〜2015
売上高: 億円
■単体 | ■連結
319億円
2015.12 | 売上高
売上高_当期純利益率: %
○単体 | ○連結
-3.16億円
2015.12 | 当期純利益
2016 07月

モチベーションクラウドの提供開始

一過性の企業研修ではなく、組織課題の定量化を行うSaaSを開発。大企業向けに販売開始

2016年07月
モチベーションクラウドの提供開始
2018年06月
0.92億円/月売上高
麻野耕司(リンクアンドモチベーション・当時執行役員)
私は、長年取り組んでいるモチベーションに強みを持った組織変革コンサルティングのメソッドに、テクノロジーを融合させることで、HRの領域で革命を起こしたいと思っています。具体的には「モチベーションクラウド」という国内初の組織改善クラウドを展開していくことで、企業で働く人のモチベーション、エンゲージメントを高め、日本全体の生産性を高めていきたいと思っています。 また私自身は、リンクアンドモチベーションの投資事業担当という顔も持っているので、日本が抱える人や組織の問題解決に向けた事業展開を行っているHRTech企業を、より一層積極的に支援していこうと考えています。
2018 12月
業績低迷

減収決算

モチベーションクラウドが契約で好調な一方、既存の買収事業が不振。全社業績では減収へ

2019 12月

麻野取締役が退任(起業家に転身)

モチベーションクラウドの成長の立役者であった麻野氏が退任へ

まとめ
企業買収が一巡し売上低迷。モチベーションクラウドを軸としたSaaSに注力
2016〜2019
売上収益: 億円
■単体 | ■連結
319億円
2019.12 | 売上収益
売上収益_当期利益率: %
○単体 | ○連結
10.8億円
2019.12 | 当期利益
2020 12月
業績低迷

最終赤字に転落

減損損失23億円(うち個人開発ディビジョンで16億円の減損計上)により最終赤字に転落。かねてより個人開発Divは業績不振だっが、コロナの蔓延で巨額減損を計上へ。BtoC領域における買収の失敗が確定へ

2020 01月

オープンワークを子会社化(2022年上場)

口コミサイト「オープンワーク」への出資を決定。だが、上場後も株式を保有し、親子上場によるガバナンス上の課題を抱え込んでしまう

2018年09月
オープンワークと資本業務提携を締結(+11%)
13.5億円
取得原価
2020年01月
オープンワークの株式を追加取得(+45%)
40.7億円
取得原価
2022年12月
オープンワークが株式上場
179億円
初値時価総額
まとめ
オープンワークの買収と同社上場で親子上場へ。ガバナンスの課題を抱え込む
2020〜2023
売上収益: 億円
■単体 | ■連結
売上収益_当期利益率: %
○単体 | ○連結