2009年にJack Patrick Dorsey(1976年生〜Twitter創業者)とJim McKelvey(1965年生〜・吹きガラス職人)によってSquare, Inc.を共同創業した。2人は古くからの知り合いであった。Jim McKelveyはガラス工房を経営する職人で、かつてはソフトウェアの開発に従事していた。

2009年にJack Patrick Dorsey(1976年生〜Twitter創業者)とJim McKelvey(1965年生〜・吹きガラス職人)によってSquare, Inc.を共同創業した。2人は古くからの知り合いであった。Jim McKelveyはガラス工房を経営する職人で、かつてはソフトウェアの開発に従事していた。
すでにプロダクトがあることが投資家からの評価材料となり、2011年から2012年にかけて、セコイアキャピタルなど、複数の著名VCからの調達を実施
米国オバマ政権の国家経済会議委員長だったLawrence Summers氏がSquareに参画。米国内の政財界へのコネクションを拡充
Squareは中小店舗でも手軽に導入できる点から、口コミやSNSを通じて拡散。2011年7月時点の流通総額は300万ドルを突破。2011年までSquareは、広告なしで毎週売上が10%増加するという驚異的な伸びを記録したという
Squareは購入者向けのスマホアプリとしてCashApp(Square Cash)をリリースした。従来はSquareReaderを軸とする加盟店向けが主力事業だったが、CashAppによって購入者アセットサイドに新規参入。利用者間の匿名送金サービスを提供。デビットカードからの引き落としで送金を実行するため、オークションサイトの決済での利用で活用された
2012年〜2014年にかけてSquareはStarbucksとの取引を行い、出資を受ける代わりに、スターバックス7000店舗におけるクレジットカード決済のすべてを処理する契約を遂行した。当初はベンチャー企業による大企業の顧客開拓として注目されたが、実際には決済手数料を割引したため、Squareは2500万ドルの損失を抱えた。Squareはスターバックスとの取引を2014年に終了した。
2014年にAmazonはSquareと競合する決済サービスに参入。これに対して、Squareの経営陣は動揺したが「従来通りの経営を行う」「経営方針は変えない」「手数料は値下げしない」という方向性を決定。1年後にAmazonは競合サービスの開発を中止し、SquareはAmazonの参入という危機を乗り越えた。
IPOを実施。上場時の時価総額は42億ドルであり、シリーズE(評価額60億ドル)からのダウンラウンドとなった
CashAppでは2014年からビットコインへの対応を模索していたが、当初は普及途上にあったため失敗。2018年に改めて、Jackはビットコインの普及を予測し、CashAppでビットコインに対応した。この決定により、CashAppはビットコインのバブルとともにユーザー数を拡大。FY2020に300万ユーザーが、CashAppでビットコインを購入
web構築サービスを展開するWeebly, Inc.を買収。ECサイト構築支援に本格参入
全米で年間アプリトップへ。FY2018において、CashAppのユーザー数が700万から1800万に増加。加盟店向けサービスであるSquareに加えて、購入者向けアプリのCashAppが収益源となり、ビジネスを大きく転換
CashAppでビットコインに続き、株式取引サービスを追加すると発表。決済・送金アプリから資産管理アプリケーションへの進出を狙う
祖業のSquareに加えて、CashAppの成長、AfterPayの買収によって事業内容が多岐にわたることから、商号をBlock, Inc.に変更