バンダイナムコHD の歴史

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創業 1950年
母体 バンダイ+ナムコ
創業地 東京
創業
1950年7月、山科直治氏が東京で株式会社萬代屋を設立し、セルロイド製玩具の販売を始めた。もう一方のナムコは1955年6月、中村雅哉氏が有限会社中村製作所として横浜で設立し、百貨店などの遊園施設の経営から出発している。バンダイは1986年1月、ナムコは1988年1月に東証二部へ上場した。バンダイはテレビ番組と連動したキャラクター商品で伸び、1992年開始の"美少女戦士セーラームーン"では女児玩具の売上高を1991年の60億円弱から1993年に132億円へ伸ばしている。ただし規模の確保を急ぎ、1997年1月にはセガとの対等合併を発表しながら4カ月で解消している
決断・現況・競合について
決断
同じ知的財産を、玩具とゲームと映像の別々の売り場へ同時に流している。2005年9月、バンダイとナムコが株式移転で共同持株会社を設立し。統合前年度の売上高はバンダイ2,699億円、ナムコ1,785億円で、玩具の卸とアーケード運営という重なりの少ない2社が並んだ。ただし効果はすぐには出ず、2010年3月期には初の当期純損失299億円を計上する。ここでIP軸戦略へ経営を組み替え、担当役員制と戦略会議で一つのIPを複数の事業へ同時に展開する運営へ改めた。2013年3月期にはコンテンツ事業のセグメント利益が364億円と統合後最高になり、玩具単独でもゲーム単独でもない収益構成が形になった。規模ではなく、赤字を経てIPの運び方を決めたことが、以後の増益を生んだ。
現況
売上でも利益でも、最大の事業は玩具と模型である。2026年3月期の連結売上高は1兆3,482億円、営業利益1,895億円、当期純利益1,407億円で、いずれも過去最高を更新した。セグメント別売上高はトイホビー6,462億円、デジタル4,707億円、アミューズメント1,518億円、映像音楽733億円で、セグメント利益はトイホビー1,269億円がデジタル567億円を上回る。トイホビーを押し上げたのは2018年4月に大人向けの模型とフィギュアをBANDAI SPIRITSへ集約したことで、ガンプラの需要に生産が追いつかず、2025年1月には新工場が竣工した。少子化のなかで単価の高い成人層へ主力を移したことが、玩具を全社利益の6割超まで押し上げた。
競合
事業ごとに競う相手が違い、同じ相手と全面で競うことがない。玩具では、自社で企画した玩具を自ら海外へ持ち出したタカラトミーと国内市場を分け合うが、バンダイナムコは他社の作品の許諾を受けて商品化する側に立つ点で構えが違う。アミューズメントでは家庭用ゲーム機から撤退したセガサミーと施設運営で並び、家庭用ゲームでは自社でハードを持たず、任天堂ソニーの機械の上でソフトを出す。どの市場でも単独首位ではないが、ガンダム一つでトイホビー・デジタル・映像・施設の4事業に売上が立つ。相手が事業ごとに分かれていることが、一つの市場で劣位に置かれても全社の収益が揺れにくい構成を作っている。
長期業績の推移 1986〜2026年
バンダイナムコHD:長期業績の推移(売上高・利益率)売上高(億円純利益率(%)
2006年3月期2026年3月期

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歴史年表 1950〜2025年

バンダイナムコHDの沿革1950〜2025年における主な出来事を抜粋

時代年月社長・CEO出来事重要度
萬代屋を東京で創業
中村製作所を横浜で創業
ナムコが「スペースインベーダー」後に業務用ゲーム機市場で台頭
バンダイが機動戦士ガンダムのプラモデル(ガンプラ)発売開始★★
髙須武男バンダイが携帯ゲーム「たまごっち」を発売★★
髙須武男セガとの合併電撃発表と4カ月での破談

1997年1月23日、バンダイはセガ・エンタープライゼスとの対等合併を電撃発表し、同年10月1日付で新会社"セガバンダイ"を発足させる計画を示した。だが社内の反発を抑えきれず、契約締結前の同年5月27日に合併を解消した。

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★★★
2005〜2014年玩具とゲームの統合がIP軸経営に行き着くまで髙須武男バンダイとナムコの経営統合、バンダイナムコHD発足

2005年5月2日、玩具最大手のバンダイとゲーム大手のナムコは、同年9月に株式移転で共同持株会社バンダイナムコHDを設立し経営統合すると発表した。少子化で縮む国内市場を前に、キャラクターに強いバンダイとゲーム開発に強いナムコが補完し合い、IPを複数領域で展開する規模を確保した経営判断。

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★★★
髙須武男初代社長に髙須武男が就任
髙須武男ナムコからアミューズメント施設事業を新設分割し新生ナムコを設立
髙須武男バンプレスト景品事業の新設分割とゲーム事業の吸収合併
石川祝男石川祝男氏が社長に就任
石川祝男初の当期純損失▲299億円を計上★★
石川祝男「IP軸戦略」への転換

2010年、バンダイナムコホールディングスは石川祝男社長のもとで"IP軸戦略"を掲げた。一つのキャラクター(IP)を玩具・ゲーム・映像・ライブへ横断展開する仕組みへ経営を組み替え、主要IPごとに担当役員を置いて全社で盛り上げる体制へ転換した経営判断。

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★★★
石川祝男黒字回復(営業利益163億円、純利益18億円)
2015〜2021年IP軸経営と大人向け市場の開拓が重なった成長期田口三昭田口三昭氏が社長に就任
田口三昭ハイターゲット事業のBANDAI SPIRITSへの集約

2018年4月1日、バンダイナムコグループはバンダイのハイターゲット向け事業とバンプレストの景品事業を新会社BANDAI SPIRITSへ承継させる組織再編を実施し、大人のコア層に照準を絞った専業組織を立ち上げた。

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★★★
田口三昭売上高7,323億円、営業利益840億円でさらに過去最高を更新
川口勝川口勝氏が社長に就任
2022〜2025年売上1兆円突破と浅古体制による成長基盤の再設計川口勝売上高1兆502億円で初の1兆円台到達
川口勝Legendary Picturesとガンダム実写映画の共同投資契約を締結
浅古有寿浅古有寿が5代目社長に就任
出典・参考

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