深層学習によるOCRのサービスをリリース。だが、精度は60%程度と高くないことがボトルネックであった。

AI Insideの歴史
OCRを「AI」としてブランディング。NTT西日本からの契約解約で株価が大暴落へ
深層学習によるOCRのサービスをリリース。だが、精度は60%程度と高くないことがボトルネックであった。
生命保険会社は手書き書類が多く、書類整理のコストが多い業界であった。そこで、AI Insideは保険会社と協力することで「教師データ」を取得し、製品開発に役立てた。同時に、生命保険会社からの資金調達を実施する。
創業から2年目の2017年に、深層学習を活用したOCR「DX suits」をリリース。読み取り精度が高く、企業における手書き書類のデジタル化に貢献するツールとして支持され、急速に業容を拡大する。
FY2017におけるレオパレス21向けの年間売上高1.7億円(全社比率61%)であることを公表。受託開発の収益による
2019年4月にOCR契約数200を突破。大企業におけるデジタル化の潮流に合致し、顧客を開拓した。なお、販売はNTT dataなどのパートナー企業が中心に行っており、AI Insideは技術開発が中心である。
2018年の時点の初期費用は180万円と高額であったが、その後に値下げを実行。2020年の時点でDX Suit Standardの場合、初期費用20万円+月額10万円+リクエスト単価1円(無料リクエスト枠は50,000)となり、導入のハードルが低く設定された
保有比率が51.83%から47.84%に減少
NTT西日本経由の売り上げが激減し、前年度比大幅減収へ