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SBIベリトランスの歴史

クレジットカード決済代行のパイオニア。SSLの活用で先駆
SBIベリトランスの長期業績
2002〜2022

■ 売上高: 億円※

■単体 | ■連結

■ 売上高_経常利益率: %※

※連単は売上に同じ
Ref: 有価証券報告書, etc..Get From API
※年毎に科目・連単・会計基準・期間が違う場合あり。参考値
1997
*2
ソフトバンクがサイバーキャッシュの株式を譲受。ソフトバンク(SBI)系列企業へ
2000
*3
「BuySmart Web」と「BuySmart Mega」をリリース。高価格帯サービスを拡充

2000年にサイバーキャッシュは、BuySmartのサービス提供を開始し、決済代行業に本格参入した。BuySmart Webは月額9.8万円で契約できるサービスで、SSL通信を採用してクレジットカード情報を暗号化し、24H/365日稼働できるサービスであった。

想定顧客はトランザクションが限られる中小規模ショップ向けであったが、月額利用額が高く「限られたECショップでしか導入できない」という声が上がったと言う。

沖田貴史(SBIベリトランス・元代表取締役)
出所 : 東洋経済Online「EC決済でイノベーションを起こし顧客企業のコアビジネス強化を支援」
2002
*4
商号をベリトランス株式会社に変更
2003
*5
決済業務受託事業を開始
Performance
1997〜2003
インターネットの収納代行のパイオニア

■ 売上高: 億円※

■単体 | ■連結

■ 売上高_経常利益率: %※

※連単は売上に同じ
Ref: 有価証券報告書, etc..Get From API
※年毎に科目・連単・会計基準・期間が違う場合あり。参考値
2004
*6
大阪証券取引所ヘラクレスに株式上場
株式上場
2004
*7
「BuySmart コンビニ」をリリース
2005
*8
商号をSBIベリトランス株式会社に変更
2005
*9
ソーシャルゲーム・アダルト向けに顧客開拓

2005年を通じて、ベリトランスは販売先として「ゲーム会社」が主な顧客として占めるようになった。

決済代行業界の中で、GMOペイメントゲートウェイが公共料金やZOZOTOWNといった「実生活で必然的に発生する決済」「伸び代のあるEC企業」との関係性を強化したのに対して、SBIベリトランスは「ソーシャルゲーム」という市場が急成長する領域で顧客を獲得していた。

2006
*11
DMM.comとの取引を開示、全社売上高の10%超を占める
2007
*10
PCI-DSSに準拠
2009
*12
VeriTrans銀聯ネット決済サービスを開始。いち早く銀聯と提携して中国系カードの利用が可能に

SBIベリトランスでは、グローバルな決済サービスの構築を目論んで、アジア出身の20代の若者を積極採用してきた。海外展開の一環として、2009年に中国の銀嶺の取り扱いをいち早く開始した。

沖田貴史(SBIベリトランス・元代表取締役)
出所 : 東洋経済Online「EC決済でイノベーションを起こし顧客企業のコアビジネス強化を支援」
Performance
2004〜2010
SBI傘下へ。DMM.com向け販売が好調

■ 売上高: 億円※

■単体 | ■連結

■ 売上高_経常利益率: %※

※連単は売上に同じ
Ref: 有価証券報告書, etc..Get From API
※年毎に科目・連単・会計基準・期間が違う場合あり。参考値
2012
*14
EC決済協議会に加盟

クレジットカード情報のセキュリティーを強化するために、決済代行6社が「EC決済協議会」を設立して、ベリトランスも加盟を決めた。

加盟企業は国内のクレジットカードの決済代行会社であり、GMOペイメントゲートウェイ(GMO系)、スマートリンクネットワーク(SONY系)、ソフトバンク・ペイメント・サービス(ソフトバンク系)、DG、ペイジェント(DeNA系)と、ベリトランス(SBI→DG系)を含めた6社であった。

2013
*15
デジタルガレージ社がベリトランスの株式を130億円で取得

2013年にSBIホールディングスは、ベリトランスの株式100%を、デジタルガレージ(林郁・代表取締役社長)社に130億円で売却することを決定した。この売却により、SBIホールディングスは87億円の売却益を計上した。

DGがベリトランスを買収した理由は、DGが運営する既存のコンビニ決済代行事業(e-context)に加えて、手薄であったクレジット決済代行事業に本格参入する意図があった。インターネット普及とともに、クレジットカードの番号を通販で入力することに抵抗がない時代に突入しつつあり、決済手段も「コンビニからクレジット」に遷移することを見越した打ち手であったと推察される。

2015
*16
沖田氏が代表取締役を退任
2015
*17
VeriTrans4Gをメルペイに対応
2019
*18
決算をIFRSに移行。売り上げ収益ベースへ
2022
*19
DG傘下のイーコンテクストとベリトランスが経営統合。
Performance
2011〜2023

■ 売上高: 億円※

■単体 | ■連結

■ 売上高_経常利益率: %※

※連単は売上に同じ
Ref: 有価証券報告書, etc..Get From API
※年毎に科目・連単・会計基準・期間が違う場合あり。参考値