{"title":"ライフネット生命保険の歴史概略","sections":[{"start_year":2006,"end_year":2008,"main_title":"74年ぶりの独立系生保として、免許と132億円を同時に集める","subsections":[{"title":"大手生保の内側で固まった、保険料と手数料への疑問","text":"創業者の出口治明氏は1948年に生まれ、京都大学を出て1972年に日本生命保険へ入った。1980年代半ばに始まった金融制度改革では財務企画室課長として大蔵省との交渉にあたり、生命保険協会の財務企画専門委員会では初代委員長を務めた。改革は1991年に銀行・証券・保険が業態別子会社で相互に乗り入れる形で決着し、翌年ロンドン事務所長、1995年に国際業務部長となった出口氏は、2020年に海外比率を20%へ引き上げる構想を掲げて中国進出の準備に入った。ところが1997年前後に国内の金融システムが動揺すると新社長のもとで方針は国内回帰へ転じ、海外店は片端から閉鎖され、出口氏は55歳の役職定年とともにビル管理子会社へ移された。\n\n出向先で出口氏が固めた見立ては、日本の生命保険は保険料が高く、手数料の内訳が開示されず、義理と人情と贈り物で売る昭和の売り方が残っている、という三点であった。売り手の位置も日本だけ違い、米国は乗り入れ代理店、英国はフィナンシャルプランナー、フランスでは銀行が売るのに対し、日本の販売員は契約者ではなく会社の代理人として自社の商品を売る。比較させないために特約を重ねた結果、商品は生保の社員でさえ自分の特約の不払いに気づかないほど複雑になっていた。出口氏は2004年に『生命保険入門』を出しており、生保の仕事に戻ることのない自分が若い世代に託す遺書のつもりだったと語った。\n\n2006年3月、東京の全日空ホテルで、出口氏はあすかアセットマネジメント代表の谷家衛氏と会い、生命保険会社をつくらないかという誘いにその場で応じた。谷家氏は大手生保の保険金不払い問題が次々に明らかになる状況を新しい保険会社の商機と見ていたが保険の実務を知らず、旧知の元朝日生命常務に、大保険会社の社長になれたのになれなかった人材はいないかと尋ねて出口氏の名を得ている。谷家氏が出口氏を選んだ理由は、生保の原価を公開すれば業界の反発は見えているのに、それでも原則を外さない人物だという評価にあった。出口氏は同年、58歳で日本生命を退職した。","references":[{"title":"週刊東洋経済 2017年4月15日号「この人に聞く ライフネット生命保険 会長 出口治明 ネット生保は数兆円規模に」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2009年10月3日号「トップの肖像 ライフネット生命保険社長 出口治明 敗れざるアラカン セイホ“革命”への祈り」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2007年8月4日号「アウトルック なぜ、今までなかったのか 世界初のネット生保 目指すは“無印良品”」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2026年5月2日号「21世紀の証言 その1 ライフネット生命保険創業者 出口治明 生保は変化に適応できず殻に閉じこもっていた」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ドリームゲート起業家インタビュー 第79回（2009年1月31日）「ライフネット生命保険株式会社 岩瀬大輔」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【沿革】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2026年5月16日号「21世紀の証言 その2 ライフネット生命保険創業者 出口治明 金融庁との闘争を経て74年ぶりに独立系生保誕生」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2012年3月期）【発行済株式総数、資本金等の推移】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]}]},{"title":"準備会社に2年の期限を課し、免許を取りにいく","text":"前例のない保険をつくる以上、業界の常識は邪魔になるという理由から、出口氏は社長を引き受ける条件にネットに詳しい若い人が欲しいという一点だけを挙げ、谷家氏が引き合わせたのが30歳の岩瀬大輔氏だった。岩瀬氏は1976年生まれ、東京大学法学部を出てボストン・コンサルティング・グループに入り、リップルウッド・ジャパンで企業再生に携わったのち、2004年からハーバード・ビジネス・スクールへ自費で留学し、2006年7月に成績上位5%のベイカー・スカラーとして卒業している。初対面の席には損害保険と再保険の事業計画を100ページにまとめて持参したが、出口氏がホワイトボードで生命保険事業の構想を20分ほど話すのを聞いて、自分の計画を捨てた。\n\n2006年10月、二人は東京都港区赤坂に生命保険準備会社ネットライフ企画を設立した。原資はあすかアセットマネジメントとマネックスからの1億円で、準備会社には2年で免許が取れなければ解散するという期限が付いていた。資本金を集め、人を採り、システムを組み、免許申請書類を作る締切がすべて2年後に重なるうえ、免許には多額の資本金が要り、資本金を集めるには免許の見通しが要るという順序の問題も抱えていた。副社長には、日本の生保の通信販売に先鞭をつけたチューリッヒ生命保険日本事務所代表の野上憲一氏が加わり、2007年6月には三井物産・新生銀行・セブン＆アイが出資している。\n\n免許取得までの1年半は金融庁とのせめぎ合いになった。戦後の生命保険業は護送船団方式のもとにあり、2006年当時、独立系の新規参入者が免許を取ることは常識では考えられないと受け止められていた。金融庁からは山のような質問状が届き、二人はそのつど正面から回答を返している。出口氏は過去5年分の金融庁の通達と金融審議会保険部会の記録をすべて読み、そこから競争の促進を求める方向を読み取って、免許は必ず下りると判断した。商品の中身を詰めてから出したい岩瀬氏に対し、出口氏は大枠さえ間違っていなければ金融庁と議論しながら直せばよいとして、見切り発車を選んでいる。","references":[{"title":"週刊東洋経済 2017年4月15日号「この人に聞く ライフネット生命保険 会長 出口治明 ネット生保は数兆円規模に」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2009年10月3日号「トップの肖像 ライフネット生命保険社長 出口治明 敗れざるアラカン セイホ“革命”への祈り」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2007年8月4日号「アウトルック なぜ、今までなかったのか 世界初のネット生保 目指すは“無印良品”」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2026年5月2日号「21世紀の証言 その1 ライフネット生命保険創業者 出口治明 生保は変化に適応できず殻に閉じこもっていた」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ドリームゲート起業家インタビュー 第79回（2009年1月31日）「ライフネット生命保険株式会社 岩瀬大輔」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【沿革】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2026年5月16日号「21世紀の証言 その2 ライフネット生命保険創業者 出口治明 金融庁との闘争を経て74年ぶりに独立系生保誕生」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2012年3月期）【発行済株式総数、資本金等の推移】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]}]},{"title":"生保を株主に入れずに132億円を積み上げた","text":"資本の集め方でも不利な道を選び、既存の生命保険会社を株主に迎えれば免許は取りやすくなるところを、出口氏は既存の色を消して自由度を保つために生保を株主にしないと決めた。金融庁には100億円を集めると伝えていた。コア株主として出資を依頼した8社のうち1社には断られ、1社は役員会で否決されたものの、コア株主だけで80億円が集まり、2007年末に10億円ずつ2件の追加出資が決まって目標に届いた。上場できなければ株式を買い戻せという条件が付きかけたときには、契約の案文は1本だけだと応じて拒んでいる。\n\n2008年3月、資本金と資本準備金を合わせて132億20万円まで積み増し、商号をライフネット生命保険へ変えた。準備会社の段階から掲げていた理念は、正直に経営し、わかりやすく、シンプルで便利で安い商品・サービスの提供を追求する、というものである。出口氏はこの会社に定年を置かず、健康なかぎり働けるものとした。人事考課は上司の心証ではなく、生保をもっとわかりやすく、保険料を安く、生保をもっと手軽に、という行動指針への忠実さで測る。採用では、自分が家に上げたい人ばかりを採れば組織が同質になると述べ、多様性を100年の組織戦略と位置づけた。","references":[{"title":"週刊東洋経済 2017年4月15日号「この人に聞く ライフネット生命保険 会長 出口治明 ネット生保は数兆円規模に」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2009年10月3日号「トップの肖像 ライフネット生命保険社長 出口治明 敗れざるアラカン セイホ“革命”への祈り」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2007年8月4日号「アウトルック なぜ、今までなかったのか 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2008年4月26日号「ニュース最前線 07 保険」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ドリームゲート起業家インタビュー 第79回（2009年1月31日）「ライフネット生命保険株式会社 岩瀬大輔」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2011年7月9日号「特集 ニュースがわかる経営学 （1）経営戦略 03 成熟市場を“青い海”にしたネット生保の経営」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2026年5月16日号「21世紀の証言 その2 ライフネット生命保険創業者 出口治明 金融庁との闘争を経て74年ぶりに独立系生保誕生」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2009年10月3日号「トップの肖像 ライフネット生命保険社長 出口治明 敗れざるアラカン セイホ“革命”への祈り」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2012年3月期）【主要な経営指標等の推移】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2015年5月23日号「核心リポート02 失速するライフネット ネット生保に厚い壁」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【沿革】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2020年7月25日号「【特集 生命保険の罠】 Part3 総点検 忙しい人のための保険のカルテ」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2017年4月15日号「この人に聞く ライフネット生命保険 会長 出口治明 ネット生保は数兆円規模に」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2010年10月23日号「特集 いざという時の頼れる保険」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2012年3月期）【業績等の概要】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]}]},{"title":"業界が閉じていた付加保険料を開けた","text":"契約者が払う保険料は、保険金の支払いに充てる純保険料と、会社の運営経費にあたる付加保険料に分かれる。この内訳を既存の生命保険会社は開示しなかった。1社専属の販売員に販売を委ね、全国に拠点網を張る方式では、契約者が払う手数料の6割が販売経費に消えるといわれる。高コストの構造は特約を次々に付ける高額商品の開発を促し、特約が増殖した末に保険金の不払い問題も起きた。1社専属の販売員は他社との比較情報を運ばないため、消費者に不利な構造は外から見えにくい。開示しない理由は、運営の非効率が明らかになるからだと出口氏は述べている。\n\n2008年11月、同社は付加保険料率を全面的に公表した。預かった保険料のうちどれだけが保険金に回り、どれだけが自社の給料と経費になるかを、商品ごとに示している。業界からは余計なことをするなという声が上がり、裏切り者、背教者とも呼ばれた。それでも撤回しなかった理由を、出口氏は、インターネット時代の消費者は隠しごとをする企業を信頼せず、正直であることが最大の競争戦略になると考えたためだと説明する。同氏の見立てでは、250年前に生命保険の原型をつくったドッドソンが掲げた文句は船は一艘、家は一軒、命は一つであり、分散する余裕のない者の備えという原点に照らせば同社こそ嫡出子であった。\n\n前例のない公表はマスコミで話題になり、知名度の低さという開業直後の弱点を埋め、契約件数を増やして同社の飛躍のきっかけになった。ただし開示から12年を経た2020年の時点でも、商品別に複数の加入例で経費額を示す会社は同社だけで、他社は追随しなかった。同社の付加保険料率はおおむね20〜30%台だが、2014年度以降は危険差益が保険料収入の20%を超えており、保険料の40〜50%超が会社の経費と利益になる見込みだと説明すべきではないかとも指摘された。銀行窓口で売る保険の手数料が開示されるなど業界全体の情報開示は10年前に考えられない水準まで進んだ一方、付加保険料の開示に限れば慣行は動かなかった。","references":[{"title":"週刊東洋経済 2008年4月26日号「ニュース最前線 07 保険」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ドリームゲート起業家インタビュー 第79回（2009年1月31日）「ライフネット生命保険株式会社 岩瀬大輔」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2011年7月9日号「特集 ニュースがわかる経営学 （1）経営戦略 03 成熟市場を“青い海”にしたネット生保の経営」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2026年5月16日号「21世紀の証言 その2 ライフネット生命保険創業者 出口治明 金融庁との闘争を経て74年ぶりに独立系生保誕生」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2009年10月3日号「トップの肖像 ライフネット生命保険社長 出口治明 敗れざるアラカン セイホ“革命”への祈り」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2012年3月期）【主要な経営指標等の推移】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2015年5月23日号「核心リポート02 失速するライフネット ネット生保に厚い壁」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【沿革】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 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2015年5月23日号「核心リポート02 失速するライフネット ネット生保に厚い壁」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2016年3月期）","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2012年12月8日号「【特集 損しない！ 生命保険】 1 保険最新トレンド 知らないと損！ ネット通販生保」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2019年12月14日号「危うい会社2 終わらない連続赤字 最長は18年連続のぷらっとホーム」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2011年7月9日号「特集 ニュースがわかる経営学 （1）経営戦略 03 成熟市場を“青い海”にしたネット生保の経営」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【事業の内容】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【沿革】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2018年3月期）","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2017年4月15日号「この人に聞く ライフネット生命保険 会長 出口治明 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収入保障と低価格で差別化」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]}]},{"title":"ネット専業という自己規定をやめ、KDDIの信用と販路を借りた","text":"2014年12月、同社は来店型保険ショップ最大手のほけんの窓口グループと代理店契約を結び、ネット直販にこだわってきた会社が対面販売大手との提携に踏み込んだ。対面で相談したいという顧客の意識の変化は事実であり、手をこまぬいてはいられないというのが出口氏の説明である。開業時の商品設計では対人営業を既存大手と比べて思い切って削っていたが、その一項目を6年半後に他社の店舗を借りて戻した。インターネットを主な販売チャネルとして営業職員の人件費と店舗の維持費を抑える仕組みは残ったものの、対面の接点を持たないという開業時の輪郭はここで消えた。\n\n2015年4月20日、取締役会がKDDIとの資本業務提携契約の締結と第三者割当増資を決議した。認可を得た5月22日に800万株を発行して30億4,000万円を調達し、KDDIは議決権の15.95%を持つ筆頭株主となり、社外取締役1名を送ってその他の関係会社になった。出口氏は提携の狙いを信用の補完だと述べている。生命保険の契約は数十年続くため、この会社は本当に大丈夫かと問われることが新興企業の弱点になる、という説明である。課題だったスマートフォン対応でも通信事業者との組み合わせは有効とみられ、KDDIの田中孝司社長も金融に力を入れる立場から歓迎した。\n\n2016年度からの新中期計画は、インターネット直販、提携専属代理店のKDDI、対面代理店の三つを事業の柱に据え、2018年度の経常収益135億円と経常損益の黒字化を目標に掲げた。2016年4月にはKDDIを代理店として「auの生命ほけん」の販売が始まっている。もっともKDDIと代理店チャネルの活用は当初の想定ほどには進まず、2018年3月期の時点で2018年度の経常収益は135億円に届かない見込みとなり、予想は120億円へ下げられた。出口氏はのちに、保険会社の理念はよい保険をわかりやすく安く届けることであり、自らネット専業と規定する必要はまったくないと述べている。国内生保の保険料収入約40兆円の1割でも4兆円になるのに対し、ネット生保の規模は200億〜300億円にすぎなかった。","references":[{"title":"週刊東洋経済 2015年5月23日号「核心リポート02 失速するライフネット ネット生保に厚い壁」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2016年3月期）","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2012年12月8日号「【特集 損しない！ 生命保険】 1 保険最新トレンド 知らないと損！ ネット通販生保」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2019年12月14日号「危うい会社2 終わらない連続赤字 最長は18年連続のぷらっとホーム」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2011年7月9日号「特集 ニュースがわかる経営学 （1）経営戦略 03 成熟市場を“青い海”にしたネット生保の経営」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【事業の内容】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【沿革】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2018年3月期）","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2017年4月15日号「この人に聞く ライフネット生命保険 会長 出口治明 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に就いた。\n\n森氏はゴールドマン・サックス証券から2012年9月に入社した保険業界の外の人間で、企画部長、経営戦略本部長、営業本部長を経て社長に就いた。社長就任の前年、33歳で担当したのががん保険「ダブルエール」である。がん保険はすでに参加者が多く、特徴がなければ埋没しかねないという危機感が出発点にあった。手がかりは2010年に扱いを始めた就業不能保険の支払い事例にあり、就業不能になるきっかけの6割はがんで、働きながら治療する人は業務量の抑制により年収が平均2割減っていた。治療費に加えて収入の減少も保障する設計はここから出ており、2017年8月の発売以降は新契約が前年同月を上回り続け、2事業年度連続で前年度を超えた。\n\n赤字は続き、2013年度からは開業5年間に繰り延べた事業費53億円の償却が5年均等で始まって、損失はさらに膨らんだ。上場後の最終赤字は8年間に及んだ。森氏はこれを、顧客獲得の先行費用がかさむ一方で収入が長期にわたる事業の性質によるものとしてよい赤字と呼び、今後も積極的に投資を進めて顧客層の拡大を図りたいと述べている。ただし当時の水準が続けば自己資本は5年ほどで尽き、保険会社にはソルベンシーマージン比率という健全性の規制もある。増資を重ねるか、成長を緩めて黒字を出すかの選択が迫っていた。","references":[{"title":"週刊東洋経済 2015年5月23日号「核心リポート02 失速するライフネット ネット生保に厚い壁」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2016年3月期）","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2012年12月8日号「【特集 損しない！ 生命保険】 1 保険最新トレンド 知らないと損！ ネット通販生保」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2019年12月14日号「危うい会社2 終わらない連続赤字 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有価証券報告書（2026年3月期）【沿革】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2025年1月25日号「ニュース＆トピックス最前線 auじぶん銀の戦略転換で住宅ローン金利競争に拍車」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"auじぶん銀行 お知らせ 2023年4月3日「住宅ローン団体信用生命保険に係る引受保険会社の変更のお知らせ」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"auじぶん銀行 ニュースリリース 2023年6月1日「ネット銀行初！上乗せ金利なしのがん50％保障団信に「4疾病保障」をさらに追加」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【事業等のリスク】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2025年3月期）【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【事業の内容】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【主要な経営指標等の推移】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2012年3月期）【主要な経営指標等の推移】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【従業員の状況】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2009年10月3日号「トップの肖像 ライフネット生命保険社長 出口治明 敗れざるアラカン セイホ“革命”への祈り」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【大株主の状況】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【役員の状況】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2025年8月23日号「動乱の生保 新任社長インタビュー ライフネット生命 横澤淳平社長」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]}]},{"title":"国際基準と日本基準で、損益の姿が正反対に並んだ","text":"同社は第18期にあたる2024年3月期から国際財務報告基準を任意適用し、比較のため第17期も同じ基準で開示した。国際基準の連結では第17期に35億6,200万円の当期利益が立ち、第18期57億3,400万円、第19期59億9,300万円、第20期80億4,100万円と伸びている。保険収益も第17期の207億3,200万円から第20期の343億8,800万円へ増えた。第20期末の連結総資産は1,218億3,400万円、親会社の所有者に帰属する持分は956億円である。第20期の保険収益のうち、団信が80億1,800万円、個人保険が263億7,000万円を占めた。\n\n同じ期を日本基準の提出会社で見ると姿は反対になり、第17期は経常損失49億3,400万円・当期純損失51億300万円、第18期は47億2,000万円の純損失、第19期は30億5,200万円の純損失である。差は保険契約の負債をどう測るかにあり、国際基準では将来のサービスに対応する未稼得の利益をCSMとして負債に置き、サービスを提供するにつれて利益へ振り替えるため、契約獲得の費用が先に出る事業でも損益の山谷はならされる。中期計画の指標に据えた包括資本も、連結の持分に税調整後のCSMと団信契約価値を足したもので、保有する保険契約が将来生む利益の評価額を含む企業価値の指標である。\n\nその日本基準の提出会社が、第20期にあたる2026年3月期に経常利益28億5,700万円・当期純利益34億600万円を計上した。2008年5月の開業から18年目、はじめての黒字である。保険料等収入は第16期の254億2,000万円から第20期の512億1,700万円へ、4年で倍になった。2024年3月には個人保険の保有契約件数が60万件を超え、従業員数は2012年3月期の73人から2026年3月期の242人へ増えている。個人保険の新契約件数も前期比118.7%の8万6,990件へ増え、新契約1件当たりの保険獲得キャッシュ・フローは13.3万円から12.0万円へ、保険獲得キャッシュ・フローを除く経費率は16.7%から15.1%へ改善している。開業から5年で15万件に届いて黒字化するという2009年の見通しからは、13年遅れて到達した。","references":[{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【沿革】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2025年1月25日号「ニュース＆トピックス最前線 auじぶん銀の戦略転換で住宅ローン金利競争に拍車」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"auじぶん銀行 お知らせ 2023年4月3日「住宅ローン団体信用生命保険に係る引受保険会社の変更のお知らせ」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"auじぶん銀行 ニュースリリース 2023年6月1日「ネット銀行初！上乗せ金利なしのがん50％保障団信に「4疾病保障」をさらに追加」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【事業等のリスク】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2025年3月期）【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【事業の内容】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 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横澤淳平社長」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]}]},{"title":"筆頭株主がKDDIから日本航空へ11年で代わった","text":"赤字を続けながら事業を広げるため増資は繰り返され、2020年7月と2021年9月に海外公募増資、2023年9月には公募とauフィナンシャルホールディングス・三井住友カードへの第三者割当を実施した。資本金は第16期の216億5,500万円から第20期の266億7,500万円へ増えている。この過程でKDDI側の持分は2015年度末の15.94%から2017年度末に25.02%まで上がったのち、2019年度末の24.92%、2021年度末の18.36%、2024年度末の18.33%へ下がり、2019年度には保有の主体がKDDIからauフィナンシャルホールディングスへ移った。\n\n2025年6月、横澤淳平氏が代表取締役社長に就いた。2003年に東邦大学理学部を出てNTTデータネッツへ入り、2008年5月に同社へ移って営業本部KDDI事業部長、システム戦略本部長を務めたエンジニア出身であり、創業者でも金融出身でもない社長は初めてであった。2025年7月には東京証券取引所プライム市場へ上場市場区分を変更し、同月、保険代理店のアドバンスクリエイトと資本業務提携を始めている。相手は不適切会計で債務超過に陥った企業であり、社外取締役を一部派遣してSBIグループとともに経営を統制する前提を置いた。2026年1月には再保険事業も始めた。\n\n2026年4月、auフィナンシャルホールディングスが保有する全株式を日本航空へ譲渡することで合意し、同社との資本提携は解消され、あわせて日本航空と資本業務提携契約が結ばれた。翌5月には、子会社ライフネットみらいが連結から外れるのに伴い、三井住友フィナンシャルグループなどとの4社間の資本業務提携契約も変更された。2025年夏の時点で個人保険の新契約件数は直近2年間にわたり年7万件台で頭打ちとなっており、横澤氏は大手各社が生保子会社を相次いで設立するなかでの伸び悩みを課題に挙げている。パートナー企業にとって魅力ある商品とサービスを開発し、自社のブランド力を強化して選ばれる存在であり続けることが重要だというのが、同社の整理である。","references":[{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【沿革】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2025年1月25日号「ニュース＆トピックス最前線 auじぶん銀の戦略転換で住宅ローン金利競争に拍車」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"auじぶん銀行 お知らせ 2023年4月3日「住宅ローン団体信用生命保険に係る引受保険会社の変更のお知らせ」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"auじぶん銀行 ニュースリリース 2023年6月1日「ネット銀行初！上乗せ金利なしのがん50％保障団信に「4疾病保障」をさらに追加」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【事業等のリスク】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2025年3月期）【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【事業の内容】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【主要な経営指標等の推移】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2012年3月期）【主要な経営指標等の推移】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【従業員の状況】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2009年10月3日号「トップの肖像 ライフネット生命保険社長 出口治明 敗れざるアラカン セイホ“革命”への祈り」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【大株主の状況】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"ライフネット生命保険 有価証券報告書（2026年3月期）【役員の状況】","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]},{"title":"週刊東洋経済 2025年8月23日号「動乱の生保 新任社長インタビュー ライフネット生命 横澤淳平社長」","year":null,"month":null,"date":null,"url":null,"quotes":[]}]}]}],"summary":{"title":"サマリー","text":"","qa":[{"q":"なぜ戦後74年間ひとつも現れなかった独立系の生命保険会社が、2008年に免許を取れたのか","a":"護送船団方式のもとで独立系の新規参入には前例がなく、2006年当時は誰に相談しても無理だと言われた。日本生命で大蔵省との交渉役を務めた出口治明氏は、過去5年分の金融庁の通達と金融審議会保険部会の記録をすべて読み、当局がむしろ競争の促進を求めていると読み取った。既存の生命保険会社を株主に迎えれば免許は取りやすくなると知りながら、自由度を保つためにあえて生保を株主にしないと決めている。8社のうち1社に断られ1社に否決されながら80億円を集め、2007年末の追加出資で100億円に届いた。"},{"q":"保険料を大手の半額にした会社は、なぜ2014年度に新契約をピークの半分へ減らしたのか","a":"理由は一つではない。ネット専業の競合は2008年の2社から2015年に8社へ増え、大手を含む各社も来店型ショップや銀行窓販を併せた多チャネル化を進めた。商品を絞ってわかりやすくするという同社の生命線は、特徴ある商品を求める顧客には商品開発の制約として働いた。森亮介氏は後年、スマートフォンへの移行に乗り遅れ、無理に黒字を出そうとして顧客獲得を怠ったと振り返っている。2014年5月に開業後はじめて保険料を下げても、減少は止まらなかった。"},{"q":"開業から18期を要して、なぜ2026年3月期にようやく日本基準で黒字になったのか","a":"二つの数字を分けて見る必要がある。国際財務報告基準による連結では2023年3月期に35億6,200万円の当期利益が立った。一方で日本基準による提出会社は2025年3月期まで赤字が続き、2026年3月期に経常利益28億5,700万円・当期純利益34億600万円を計上している。連結で先に利益が出たのは、将来のサービスに対応する未稼得の利益をCSMとして負債に置く測り方へ変えたためである。収入を押し上げたのは団体信用生命保険と提携先を通じた販売で、個人保険の新契約は2025年夏の時点で2年間にわたり年7万件台にとどまっていた。"}]},"auditVersion":2}