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  "title": "Fujitsu Uvanceによる事業モデル再定義とDX企業への転換",
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  "issue": "SI依存からの事業モデル転換と成長軸の再設定",
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      "text": "SE出身で初めて社長に就いた時田隆仁氏が、まず管理職へジョブ型人事を導入し、2021年に「Fujitsu Uvance」を掲げて業種横断のデジタルサービス企業へ事業モデルを組み替えた転換。祖業ハードを手放し続けた富士通が、残した事業で何を売るかへ初めて答えを出した判断である。"
    },
    {
      "label": "背景",
      "text": "半導体・携帯・PCを切り離した後の富士通は、業種別のSI受注を積み重ねる会社にとどまり、次の成長の絵を描けずにいた。業種横断の共通課題へ標準化したサービスを届ける発想が乏しく、「何を手放したか」でしか語られない停滞が続いていた。"
    },
    {
      "label": "内容",
      "text": "2020年に管理職へジョブ型人事を本格導入し、Fujitsu Wayを刷新してDX企業への変革を掲げた。2021年にFujitsu Uvanceブランドを発表し、業種の枠を越えたオファリング群を成長の軸に据え、中期経営計画で数値コミットを置いた。"
    },
    {
      "label": "含意",
      "text": "捨てる判断ばかりが続いた富士通が、初めて残した事業で成長を目指す構えへ反転した。人事から着手して事業モデルへ及ぶ順序に特徴があり、「普通の（成長を目指す）会社」への転換はなお途上ながら、20年の停滞に一つの区切りをつけた。"
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    "summary": "SE出身社長がジョブ型人事から着手し、Fujitsu Uvanceで業種横断のデジタルサービスへ事業モデルを再定義した転換"
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      "title": "田中達也氏から時田隆仁氏へ社長交代（SE出身として初のトップ）"
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      "title": "管理職へジョブ型人事を本格導入、DX企業への変革方針を表明"
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      "title": "Fujitsu Uvance（クロスインダストリー型オファリング）を発表",
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      "title": "Uvance売上がFY24に4,828億円（前年比+31%）へ拡大"
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              "text": "半導体・携帯・PCを切り離した後の富士通に残ったのは、SIとサービスを軸とする質の高い事業であった。国内の官公庁・金融・製造業に深く食い込み、保守案件と大型プロジェクトで安定した粗利を生んでいた。ただし、その基盤を活かす事業モデルは欠けたままであった。2015年に山本正已氏から田中達也氏へ、2019年に田中達也氏から時田隆仁氏へと社長が代わっても、「何を残したか」ではなく「何を手放したか」で語られる停滞が続いた。"
            },
            {
              "text": "停滞の根には、事業の売り方そのものがあった。富士通は官公庁・金融・製造・流通といった業種別に組織と営業を分け、業種ごとのSI案件を個別に受注してきた。時田隆仁氏は後に、富士通が業種の枠を越えるクロスインダストリーを手掛けてこなかったと振り返っている。業種横断の共通課題へ標準化したサービスを届ける発想が社内に乏しかったことが、成長軸を欠いた停滞の根にあった。"
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              "text": "2019年6月にSE出身として初めて社長に就いた時田隆仁氏は、事業に手をつける前に、まず人事を変えた。2020年7月、管理職の全員を対象にジョブ型人事を本格導入し、日本企業のジョブ型転換の先行例となる。あわせてFujitsu Wayを刷新し、「DX企業への変革」を会社の方針に掲げた。ハードを切り離すだけの富士通から、残したサービス事業を主軸に自己像を組み替える宣言であった。"
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              "text": "事業モデルの核に据えたのが、2021年に発表したFujitsu Uvanceであった。業種ごとに縦割りで受けてきたSIに対し、業種の枠を越えた共通課題へ標準化したオファリング群を横串で提供する構えである。2020年にはコンサルティング会社Ridgelinezを設け、上流の構想段階から関わる体制も整えた。翌年の中期経営計画で成長ドライバーの数値を掲げ、捨て続けた会社が残した事業で稼ぐという軸を、初めて具体的な目標に落とし込んだ。"
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    }
  ],
  "references": [
    "富士通 有価証券報告書（2025年3月期）【沿革・役員の状況】",
    "Business Insider Japan（2025年）「富士通はやっと『普通の会社』になる。時田社長が語る変革の5年」",
    "ITmedia（2022年9月15日）「富士通・時田隆仁社長に聞く『ジョブ型組織への変革』」",
    "JBpress（2025年）「成長ドライバー事業が大幅伸長も『想定通り』 時田社長に聞く…」",
    "富士通 有価証券報告書（2025年3月期）【沿革】",
    "富士通 有価証券報告書（2025年3月期）【役員の状況】"
  ],
  "authored": "2026-07",
  "last_updated": "2026-07-09"
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