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  "attribution": "The社史 (the-shashi.com) — https://the-shashi.com/tse/4666/decisions/overseas-parking-acquisitions-2017/",
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  "title": "豪SECURE PARKING 5カ国事業と英NCPの連続取得による海外駐車場事業の確立",
  "subtitle": "世界最大の件数を1年で買えるか——227百万豪ドルと158百万ポンド、そして政投銀が持った49%",
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  "scheme": "現金を対価とする株式取得。Secure Parking の豪州・ニュージーランド・英国・シンガポール・マレーシア5カ国の事業会社群の議決権80%を取得し、英NCPは純粋持株会社MEIF Ⅱ CP Holdings 2 Limitedの議決権51%を取得（残る49%は日本政策投資銀行が保有）",
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  "issue": "海外駐車場事業の確立と買収資金の配分",
  "decider": {
    "name": "西川光一（社長）",
    "ceo": "fy03-nishikawa-koichi"
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  "highlights": [
    {
      "label": "概要",
      "text": "2017年1月18日にオーストラリア・ニュージーランド・英国・シンガポール・マレーシアで駐車場を営むSecure Parkingの事業会社群を227百万豪ドル（195億28百万円）で、同年8月3日に英国最大手NATIONAL CAR PARKS LIMITED（NCP）の持株会社を158百万ポンド（234億89百万円）で取得し、7カ月のうちに海外駐車場事業を組み上げた経営判断。"
    },
    {
      "label": "背景",
      "text": "国内では時間貸駐車場に加えてカーシェアリングが2014年10月期に部門黒字へ転じ、2016年10月期の連結売上高は1,944億円・営業利益215億円となっていた。一方で海外は2006年に設けた韓国の合弁と台湾の拠点にとどまり、2016年12月にオーストラリア・シンガポール・マレーシアへ現地法人を置いたばかりであった。"
    },
    {
      "label": "内容",
      "text": "Secure Parkingは5カ国13社の議決権80%を取得し、のれん174億88百万円を20年で償却する。NCPは日本政策投資銀行と共同で持株会社の全株式を取得し、パーク24が51%、同行が49%を持った。NCPののれんは422億52百万円、引き受けた負債は387億20百万円であった。"
    },
    {
      "label": "含意",
      "text": "2017年10月期の連結売上高は2,329億56百万円と19.8%増えたが、営業利益は205億5百万円と4.4%減った。2020年10月期にはのれん193億78百万円を含む319億38百万円の減損損失を計上し、2025年12月には同行が持つNCPの49%を292億円で買い取っている。"
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        "note": "時間貸駐車場「タイムズ」とカーシェアリングを国内で営む駐車場最大手。海外は台湾と韓国の2カ国にとどまっていた"
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        "note": "世界11カ国で駐車場を営む豪州系の事業者。約1,500件・約120万台のうち、豪州・ニュージーランド・英国・シンガポール・マレーシアの5カ国13社が対象となった"
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    },
    {
      "name": "NATIONAL CAR PARKS（NCP）",
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      "at_deal": {
        "note": "1931年創業の英国最大手。498件・148,056台を運営し英国内シェアは30%。売上高317億円・営業利益10億1,000万円・純資産315億円"
      }
    },
    {
      "name": "日本政策投資銀行",
      "role": "共同投資家",
      "at_deal": {
        "note": "NCPの持株会社MEIF Ⅱ CP Holdings 2 Limitedの49%を取得。株主間契約により一定期間後にパーク24へ売却できる権利を持った"
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    }
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  "dates": {
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  "breakdown": {
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    "summary": "国内で駐車場とカーシェアリングの二本を揃えた次の伸びしろを国外に求め、現地の駐車場会社を自ら育てる代わりに、既に規模のある事業者を7カ月のうちに2件買って海外駐車場事業を立ち上げた"
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  "timeline": [
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      "year": 2006,
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      "title": "韓国ソウル市に合弁会社GS Park24 Co., Ltd.を設立し初の海外進出"
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      "title": "オーストラリア・シンガポール・マレーシアに現地法人を設立し、Secure Parking買収を発表"
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      "title": "Secure Parkingの5カ国13社の議決権80%を227百万豪ドルで取得",
      "highlight": true
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      "year": 2017,
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      "title": "英国にPARK24 UK LIMITEDを設立し、日本政策投資銀行との共同でNCP取得を発表"
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      "year": 2017,
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      "title": "NCPの持株会社MEIF Ⅱ CP Holdings 2 Limitedの議決権51%を158百万ポンドで取得"
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      "year": 2018,
      "month": 6,
      "title": "Secure Parking各社の残り20%を追加取得し完全子会社とする"
    },
    {
      "year": 2020,
      "month": 10,
      "title": "英NCPと豪Secure Parkingののれんを中心に319億38百万円の減損損失を計上"
    },
    {
      "year": 2021,
      "month": 9,
      "title": "韓国の合弁会社GS PARK24の全株式を譲渡し韓国市場から撤退"
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    {
      "year": 2025,
      "month": 12,
      "title": "日本政策投資銀行が持つNCP持株会社の49%を取得しNCPを完全子会社とする"
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    "source": "パーク24 有価証券報告書 第33期（2017年10月期）",
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        "fiscal_year": "2017年10月期（連結）",
        "president": "西川光一",
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            {
              "text": "2009年にマツダレンタカーを買って始めたカーシェアリングは、車両台数が1万台を超えたあたりで法人の利用に火がつき、2014年10月期に部門営業利益が黒字へ転じた。2016年10月期の部門営業利益は28億5,000万円に達している。連結の売上高は同期に1,944億円、営業利益は215億円で、国内には時間貸駐車場とカーシェアリングの二本が揃った。"
            },
            {
              "text": "一方の海外は細かった。2006年3月に韓国ソウル市で合弁会社GS Park24を設け、同年4月に台湾台北市へ支店を置いた後、10年にわたり2カ国のままであった。2016年12月、パーク24はオーストラリア・シンガポール・マレーシアにそれぞれ現地法人を設け、買収を受け止める入れ物を先に用意している。"
            }
          ]
        },
        {
          "sub_title": "買える相手が二つあった",
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            {
              "text": "Secure Parkingは世界11カ国で約1,500件・約120万台の駐車場を営む豪州系の事業者であった。パーク24が対象としたのは、そのうちオーストラリア・ニュージーランド・英国・シンガポール・マレーシアの5カ国で駐車場を営む13社である。既に事業のある地域では拡大の速度を上げ、無い地域では国そのものを増やす狙いが掲げられた。"
            },
            {
              "text": "もう一つのNCPは1931年創業の英国最大手で、498件・148,056台を運営し、英国内のシェアは30%を占めていた。売上高は317億円、営業利益は10億1,000万円、純資産は315億円である。台数の規模に対して利益が薄い会社を、パーク24は空港や駅など交通の結節点を押さえた事業基盤とみていた。"
            }
          ]
        }
      ]
    },
    {
      "section": "origin",
      "label": "決断",
      "subsections": [
        {
          "sub_title": "227百万豪ドルで5カ国を買う",
          "paragraphs": [
            {
              "text": "2016年12月7日、パーク24はSecure Parkingの5カ国13社の株式80%を取得すると公表した。投資額は約180億円で、銀行借入により調達する計画であった。企業結合日は2017年1月18日、取得原価は現金227百万豪ドル（195億28百万円）、アドバイザリー費用等が6億63百万円である。生じたのれん174億88百万円は20年間の均等償却とした。"
            },
            {
              "text": "有価証券報告書は企業結合の理由を、地域や規模の拡大にとどまらず、世界各地で「快適なクルマ社会の実現」に向けた取り組みを実行することにあると記している。取得の結果、パーク24グループの駐車場は18,559件・1,002,588台となり、件数で世界最大、台数で100万台を超えた。日本の駐車場会社が、運営件数で世界の首位に立った。"
            }
          ]
        },
        {
          "sub_title": "51%と49%に分けた英国",
          "paragraphs": [
            {
              "text": "2017年7月14日、パーク24はNCPの純粋持株会社MEIF Ⅱ CP Holdings 2 Limitedの全株式を、日本政策投資銀行と共同で取得すると公表した。持分はパーク24が51%、同行が49%である。企業結合日は同年8月3日、パーク24の取得原価は現金158百万ポンド（234億89百万円）、アドバイザリー費用等が6億32百万円であった。総額は約3億1,200万ポンドに及んだ。"
            },
            {
              "text": "この案件で計上したのれんは422億52百万円で、取得原価234億89百万円を上回った。企業結合日に受け入れた負債は387億20百万円、うち固定負債が252億18百万円である。買った資産の帳簿価額ではなく、20年かけて償却する将来の収益力の見積りが、支払いの中身の大半を占めた。取得後のパーク24グループは8カ国・1,195,769台となった。"
            }
          ]
        }
      ]
    },
    {
      "section": "outcome",
      "label": "結果",
      "subsections": [
        {
          "sub_title": "売上は倍に、利益は増えず",
          "paragraphs": [
            {
              "text": "2017年10月期の連結売上高は2,329億56百万円と19.8%増えた一方、営業利益は205億5百万円と4.4%減った。駐車場事業海外の売上高は236億71百万円で前期の12倍を超えたが、営業利益はのれんの償却などにより1億15百万円にとどまる。連結の従業員数は2,448名から4,577名へ、1年で倍近くになった。"
            },
            {
              "text": "翌2018年10月期、駐車場事業海外の売上高は682億90百万円と188.5%増えたが、のれんの償却などで8億79百万円の営業損失に転じた。同年6月、パーク24はSecure Parking各社の残る20%を追加で取得して完全子会社とし、全世界の総運営件数は21,438件・1,371,859台となっている。件数と台数は増え、利益はまだ立たなかった。"
            }
          ]
        },
        {
          "sub_title": "2020年10月期の減損",
          "paragraphs": [
            {
              "text": "2020年10月期、パーク24は319億38百万円の減損損失を計上した。うちのれんが193億78百万円で、内訳は英国のMEIF Ⅱ CP Holdings 2 Limitedが167億4百万円、豪州とニュージーランドのSecure Parking Pty Ltdが26億73百万円である。駐車場事業海外のセグメント損失は144億6百万円、連結の当期純損失は466億円となった。"
            },
            {
              "text": "買った先の性格も、国内で磨いた型と噛み合わなかった。パーク24は駐車場事業海外の課題を、大型かつ長期契約の駐車場に偏った構成の最適化にあるとし、国内の「小型・分散・ドミナント化」をもとに各国版のタイムズパーキングを開発する方針を掲げている。2025年10月期の駐車場事業海外は売上高843億73百万円、セグメント損失13億98百万円で、のれんの償却額は14億23百万円であった。"
            }
          ]
        },
        {
          "sub_title": "8年後に買い戻した49%",
          "paragraphs": [
            {
              "text": "2025年11月4日、日本政策投資銀行は株主間契約に基づき、保有するMEIF Ⅱ CP Holdings 2 Limited株式をパーク24へ売却する権利を行使した。グループで駐車場事業海外を担うタイムズ24が49%を引き取り、2025年12月10日にNCPは完全子会社となっている。取得額は292億円で、2017年に51%へ払った234億89百万円を上回った。"
            },
            {
              "text": "海外事業を置く場所も変えた。パーク24は2025年9月16日の取締役会で、駐車場事業海外を完全子会社のタイムズ24へ承継させる吸収分割を決め、11月1日に効力を生じさせている。財務は2020年10月期の損失から戻り、2025年10月期末の株主資本比率は29.4%となった。8年前に買った二つの事業は、いまタイムズ24の下に並んでいる。"
            }
          ]
        },
        {
          "sub_title": "件数を買い、稼ぎ方は買えなかった",
          "editorial": true,
          "paragraphs": [
            {
              "text": "1年で世界最大の駐車場網を手に入れた話として語られやすい。だが二件の中身を並べると、買ったものは資産ではなく、20年で償却する将来の収益力の見積りであった。NCPでは取得原価234億89百万円に対しのれんが422億52百万円立ち、受け入れた負債は387億20百万円に上る。1991年に上野で5〜6台から始めた会社が、既に出来上がった大型駐車場の束を、その先の稼ぎの約束ごと引き受けたとみることができる。"
            },
            {
              "text": "もっとも、この買収を失敗と呼ぶのは早い。2025年10月期の駐車場事業海外は売上高843億73百万円で、連結の2割を稼いでいる。ただしセグメントは13億98百万円の損失で、のれんの償却額14億23百万円を差し引く前でようやく釣り合う水準にとどまる。有価証券報告書がいまも課題に挙げるのは、大型かつ長期契約に偏った構成を「小型・分散・ドミナント化」へ組み替えることであり、国内で作った稼ぎ方を買った先へ移す作業は8年を経ても続いている。件数は買えても、稼ぎ方は買えなかったといえる。"
            }
          ]
        }
      ]
    }
  ],
  "references": [
    "パーク24「オセアニア・アジアを中心に駐車場事業を展開する『Secure Parking』をグループ化」（2016年12月7日）",
    "パーク24「英国最大の駐車場事業会社National Car Parksをグループ化」（2017年7月14日）",
    "M&A Online（2017年7月14日）「パーク24＜4666＞、英国の駐車場運営会社を買収」",
    "日本経済新聞（2025年11月4日）「パーク24、英駐車場大手を完全子会社化 政投銀持ち分を取得」",
    "週刊東洋経済 2017年6月17日号「【第１特集 勝ち抜く企業】 ニッチな市場で稼ぐ 駐車場 カーシェアリングが大成功 独走するパーク２４」",
    "週刊東洋経済 2018年11月10日号「【産業リポート 駐車場にシェアリングの波】 駐車場にシェアリングの波 通信大手も相次ぎ進出」",
    "パーク24 有価証券報告書 第33期（2017年10月期）",
    "パーク24 有価証券報告書 第34期（2018年10月期）",
    "パーク24 有価証券報告書 第36期（2020年10月期）",
    "パーク24 有価証券報告書 第41期（2025年10月期）",
    "パーク24 有価証券報告書 第41期（2025年10月期）【沿革】",
    "パーク24 有価証券報告書 第33期（2017年10月期）【企業結合等関係】",
    "パーク24 有価証券報告書 第41期（2025年10月期）【重要な後発事象】",
    "パーク24 有価証券報告書 第33期（2017年10月期）【従業員の状況】",
    "パーク24 有価証券報告書 第41期（2025年10月期）【セグメント情報】"
  ],
  "authored": "2026-07",
  "last_updated": "2026-07-24"
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